100人100日ミュージカルプログラム
「A COMMON BEAT ~感じてほしい 共通の鼓動~」 第30期公演が終わり、数週間が経ちました。
僕は今回、二回目の参加となったのですが
経験者やし慣れるかなと思う所もあったのですが…なんのことはない
初回以上に興奮し、感動し、苦しみ、考える100日でした(笑)
初めて参加したのは2年前…
その時は、ただ目立ちたい。
身体を動かしたい。
誰かと何かしたい。そんな気持ちで始めて沢山の苦難もあったけど、ただ温かい人の心に触れ、楽しく過ごせた感じでした。
しかし、今回は前年度、参加出来ずにサポーターとして100日を過ごした事もあり
且つ、初回での反省やもう一度役やシーンをやり込みたい!
そして、みんなを足下から支えたい!
そんな沢山過ぎる想いで(笑)参加したものですから、当然沢山の壁にもぶつかります。
世の中よく出来てますね(笑)
何かを成し遂げようとすると、必ず壁があるんです。
その壁のエピソードを話すと、一冊の本が出来そうなので、割愛しますが(笑)
しかし、50日目くらいまでは大きな…大きな壁にぶち当たり、足掻けば足掻くほど深みにハマり、どうしたらいいのかわからなくなり、そつなくこなす様になってしまいました。
そして、ちょうど50日を過ぎた頃の練習にコモンビート創設者の韓朱仙(チュソン)さんがきて話す機会があり、整理も出来ていないまま話してみました。
チュソンは、前回参加した22期でも大変お世話になり、配役の剣士としても、人としても『師』と仰ぐ人です。
すると師は『それってカッコ悪いよね?もっと自分と向き合い、相手と向き合い、自分の足で立って欲しい。それから舞台にも立って欲しい』
その言葉に、心の中の沢山の感情の自分達が
ビンタされたような感覚で、目覚めました。
それからの30日は、
自分は何がしたいのか
何を成してこの100日を終えたいのか
どうしたら良いのか
初心の心に立ち戻り
自分と向き合いました。
それは、他のメンバーにも同じ様な事が
あったようで…
上辺だけの付き合い…そつなくこなす
まるで社会の縮図のような107人でした。
シーンの練習を変更し、話し合い・考える日もありました。
しかし!だからこそ
大切な原点に立ち戻り、考え、向き合える期になったのだと思います。
本当に、ムラっ気がありまだまだ不安定なメンバーではありましたが、その分想いが高まった爆発力と、想いやメッセージを届ける為にどうしたらいいのか…
そこを体現した期であった。
とてつもなく想いやメッセージを届ける公演が出来たと思っています。
言霊って本当にあるんだなぁっと思った。
不完全こそ美しい。
本当に愛しい107人になりました。
長くなりましたが、公演後に来て下さった方々に挨拶をした時も『涙が止まらなかった』
『また、観に来たい!』
そう興奮して話してくれる人をみて、感無量の想いでした。
観に来て下さった、沢山の方々
この場を借りて改めてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました!
101日目からも、感謝と『伝える』ことの大切さを胸にお仕事にプライベートに頑張っています(^o^)/
30期黄大陸 大野聖司(海里)