23期を経て、出来たことも出来なかったこともたくさんあった。
もっとやれるとも思った。その出来なかったことをやり切るためにスタッフに応募したんだ。
スタッフはとっても楽しかった。成長した実感も得ることができた。
はじめは自分の適性が見えず、部署希望は曖昧に提出。結果、まさかのチケット部。
23期でチケットという形では全く貢献出来なかった僕が、チケット部?戸惑ったのは間違いない。
でも、やってみたら楽しくて仕方ない。
これはまず、メンバーに恵まれたことが大きい。
尊敬する仲間と一つの目的に向かって取り組む経験こそ、27期でやりたかった一つだ。
取り組む内容も実は素晴らしい事だったから。
コモンビートにはいろんな良い要素があるんだけど、その全てはチケットに繋がってると確信出来た。
自分たちはこのプログラムのど真ん中を支え、動かしてるんだと思えるようになった。
結果、満席を迎えられたのは言いようも無く嬉しい。
さらに、僕たちが取り組んだことの一つ、チケサポの時間を有効に使うこと。
この工夫が認められ、形に残ることになった。
未来のコモビへ貢献出来るのはすごく嬉しいし自信になる。
単純にスタッフとしては、僕は年齢的にかなり上の方なので、それを活かした関わり方が出来たと思う。
プラスして、情熱を表に出すこともある程度出来た。
27期の目標の一つであり、クリアしたと言っていい。
自分の存在価値を感じられたし、また、受け入れてくれたスタッフのみんながありがたい。
キャストとしては、やりたかった黄大陸、それも、権力者という立場で駆け抜けることが出来た。
選んでもらったこと、支えてもらったこと、指摘してもらったこと、全てに感謝。
もちろん、いろんな葛藤や迷いもあった。
責任も感じつつ、時間もスキルも足りずイライラすることもあった。
ただ、意識の高さだけは誰にも負けない、背中でみんなに魅せるってずっと思ってきた。
前に立ってみんなを引っ張るってことは、もともと得意ではなくて、27期で挑戦したかったことでもある。
だから、絶好のポジションをもらった格好だね。やりきったと思っている。
舞台の上では、自分が思ってる以上に高いパフォーマンスが出せた。
これは自分だけのチカラでは無く、本当にみんなに支えられた権力者だった。
歌、ダンス、衣装、演技、表情、、、それぞれに助けてもらった顔が浮かぶ。
安心して信じ、頼ることが出来た。人に頼ること、これも、27期の目標クリアだ。
100日が終わって、次の一歩については決めかねている。
やりたいことがいっぱいあって、選びきれないという幸せを感じつつ、前に進んで行きたい。