ニーハオ！こんにちは。
6月16日・17日の合宿の模様を黄大陸の笹川順平(ささやん)がお伝えします。
各大陸ともに集合の午前10時前に自主練ということで早くから集まって練習です。
合宿は今回で3回目。場所は1回目と同じ市川市少年自然の家です。
前回は4月の下旬で、その時は大陸を決めるオーディションだったのだから時間が経つのも早いものです。
なんて悠長なことは言ってられません。キャプテンの奥村広哉(こーや)さんから、21期が折り返し地点に来たこと、そして最高の本番を迎えるためにもっと主体的に動いたほうがいいのではないか、コモンビートの世界観をもっと深く知った方がいいではないかと話がありました。
僕は今回が初めてのキャストだしダンスや歌などが得意なわけでもない。
それでもやりたい気持ちがあって105人のメンバーの一員になったんだから、そこに不必要に引け目を感じる必要はないんだ、少しずつでも発信するところは発信していこうと思いました。
全員で円陣を組んで「21期ー」「オー」と掛け声をかけました。
円陣は大陸ごとでもやっているけれど全員で組むのはまた格別です。
今日のウォーミングアップはいつもとはちょっと違います。来週の学校訪問でお披露目する曲とダンスです。
その名も「ゴキブリダンス」。小学生でもその場でできるようなダンスで楽しくなります。
その後はストレッチ。立位体前屈って知ってますか？膝を伸ばして手を床につけるあれです。
実はコツがあるんです。背中から腰のあたりを伸ばしてみるとあら不思議。劇的に変わります。成果が出ると嬉しくなります。
シーン練習は後半に必要な歩いたり走ったりから。
先週は回を重ねるごとに怒ったりして物騒になることが多かったのですが、今回はさらにエスカレートしてしまったのかケガ人が続出してしまいました。大丈夫か21期。
ちょっと心配してしまいましたか。すみません。実はこれも演技の練習なんです。
傷を負ったらどんな感じになるのか、探しても会えない辛さとはどんなものか、その他喜怒哀楽いろんな設定が出てきます。
自分の中で感じられていてもそれぞれを演技として表現しないといけない。なかなか難しい。
夕方にはこっそりバディ企画がありました。21期105人の中で特に注目する人を決めて105人全員が注目し注目されるというのがこの企画。
しかも「こっそり」だから本番当日まで誰から見られているのかがわからないんです。
僕のことを見守っていてくれるのは果たして誰なのかな？当日までのお楽しみです。注目されているっていうだけで背筋がちょっと伸びる感じがします。え？僕は誰を見ているのかって？もちろんそれも秘密ですよ。
夕食をはさんでまだまだ練習は続きます。
まずは先週開催する予定だったオーディションから。21期の後半キャストはもう発表されているんだけど一部まだ決まっていない配役があって、その配役はオーディションで決まるんです。
オーディションは朗読役とダンサーの2種類。朗読役は体育館の2階通路に一列に並んで台詞を読み上げました。ダンサーは大陸ダンスなど前半のダンスやナンバーを通しました。
仲間だけどライバルになる瞬間。だけどオーディションに参加すればもちろんだけど、見るだけでも参考になるところがたくさんありました。決まったメンバーおめでとう！
2日目の朝は1日目からの続きで後半の通し練習が中心です。
今回の練習では後半の戦争シーンを彩る武器(ストンプとスティック)が登場しました。武器はとても危険なので取扱い要注意です。小道具が入ると真剣さが増していい感じになります。
昼休みには第2回目となる有志の「気づき隊」の集まりがありました。今回の気づきはオープニングナンバー「かけがえのない仲間たち」の風景。
集まった各大陸のメンバーが「かけがえのない仲間たち」の歌詞をイメージした自分の大陸の設定画を描きました。みんなで相談するとイメージって本当に膨らみます。
午後はこれまでの成果として、前半の大陸ダンスから進んでいるシーンまでひととおり通しました。
演出の高埜太之(もっちゃん)からは「粗削りだけど何か感じるものがあった」とコメントをいただきました。粗削りな部分を何とかしたいけれど、まだ練習していない後半のシーンもあり、今までのシーンに割ける比率は減っていくので安心は全くできません。
帰り際、チケットチームから恒例の今日までの販売枚数の発表がありました。
人見記念講堂の座席表で売れた席を塗りつぶした分かりやすい図が登場。満席まではまだまだなのが明らかです。機会があれば積極的にいろんな人に案内したい。
ホームページを見て見に来たくなったあなた、チケットの入手方法はこちらです⇒
m21.html
最後に合宿と今までのまとめとして、ミュージカルを構成する「ダンス」「歌」「衣装」そして「チケット」について各自で想いを巡らせてシェアしました。
欠けていいものは何もありません。時間にも限りがあります。本番のためにやれることをひとつひとつやっていくしかありません！