大盛り上がりの第3回体験会! | NPO法人コモンビート
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大盛り上がりの第3回体験会!

22nd_120506_title.JPGこんにちは。
関西22期先行キャストの糸井茂裕(しげお)です。
5月6日(日)に、22期公演の第3回体験説明会が行われました。
その様子をお伝えします。


当日は、集合時間付近になって雨が降り出すという、少し意地悪な天候でした。
しかしそんな中でも、会場となる福島区民センターには、140名以上の参加者が集まりました。
関西公演の歴史上でも記録に残る盛況ぶりです。
そんな熱気溢れる会場に刺激を受け、プロデューサーの神谷宗孝(タイガー)さん、キャプテンの田井淳美(あっちゃん)さんの元気な挨拶で、22期公演最後の体験会は幕を開けました。
簡単な質問をいくつかしながら、参加者同士緊張をほぐし合い、いよいよ体験会を楽しむ準備の完了!
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まずは総合演出の韓朱仙(チュソン)さんのリードによるダンスの時間です。
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ウォーミングアップでは、「LA LA LA LOVE SONG」の曲にのってみんなで軽快なステップを踏んで楽しく体を動かしました。
ゴールデンウィークでたまった疲れをほぐすには、入念な準備運動が必要!
ということで、1曲まるまる、およそ4分間休みなくステップを踏み続けることに。
また、この曲を用いたウォーミングアップでは、ステップを踏むだけでなく、各自自由に動く時間も頻繁に設けられています。
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最初は慣れない運動や表現に戸惑っていた方も、曲の終わりに差し掛かるころには元気に体を動かしている姿が見受けられました。
しかしウォーミングアップが終わった段階で、すでに滝のような汗をかいている方や、肩で息をしている方もちらほら。
皆さん、見るからに体があったまったご様子でした。
続いてメインのダンス練習に移ります。
今回のダンスで使用する曲は、中部20期公演のオーディション課題ダンスで使われ、前回22期第2回体験会のダンス時間でも好評だった「NoNo」という曲。
前回は「NoNo」と「農農」をかけ、一部農業をイメージした動きを取り入れましたが、
今回は格好いい振りに統一して一つのダンスとして仕上げることになりました。
リズムのとり方、手の動かし方、首の動かし方等に気をつけながら繰り返し振りを練習し覚えていきます。
各自上手にスペースを確保しながら思い切りよく体を動かし、会場内の空気はさらにヒートアップ!
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一通りダンスの振りを覚えたら、全体を半分に分けて見せあいっこです。
さらに熱気を帯びたみんなのダンスはとっても元気がよく、笑顔も汗もキラキラと輝いていました。
半分とはいえ、1グループ70人以上の集団が一斉に踊るので、その光景は圧巻です。
見ている側からも次々に応援の声や歓声が飛び出し、1曲のダンスを通して会場全体がひとつになったように思えました。
ダンスが終わって少し休憩を挟んだら、次はみんなでシーン練習の時間です。
第1回が「100人村ワークショップ」、第2回が畑でのミュージカル体験と、22期の体験会は毎回違った趣向を用意してきました。
そして第3回体験会の特色が、このシーン練習です。
これは、実際A COMMON BEATのミュージカルの中に出てくるシーンをいくつか抜き出して、
参加者のみんなでその時間の内に作り上げてみようという試みです。
今回体験会のために選ばれたのは、ミュージカルの前半から
表現力と演技力が求められる「コモンビート1~はじめての出会い~」
ダンスナンバーである「言葉をこえて」
とにかく元気なパワーで魅せる「みんなで大騒ぎ」
の3シーン。
参加者はそれぞれやってみたいシーンを1つ選んで、与えられた30分という時間を使って練習し、その後すぐにみんなの前で発表になります。
このシーン練習は、22期の先行キャストが3チームに別れてそれぞれ引っ張ります。
ただし、限られた時間内でシーンを完成させるために、各シーンのもつテーマはそのままに、
各チームがアレンジを加え本番とは違う新たな演出を考えました。
この日にしか体験することができない、一度きりの演出です。
当日はこの時間のリードに不安と戸惑いを感じていた先行キャスト一同でしたが、参加者のみなさんの積極的な姿勢に助けられ、
最終的にはそれぞれのチームが一丸となって、舞台上で立派に発表することができました!
「コモンビート1~はじめての出会い~」チームは、このシーンの曲の持つ幻想的な雰囲気にのせ、四季の違いをグループに別れて表現しました。
紙芝居を用いての場面説明でしっかりイメージがつかめたのか、本番のシーンに負けない幻想的な雰囲気で、四季を体で表現しました。春ではお花見、夏ではビーチバレー、秋では組体操、冬ではスキーと、バラエティに溢れる動きはどこのグループも見応えたっぷりでした!
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「言葉をこえて」チームは、本番さながらのダンスを全員で魅せつけてくれました。
無茶を承知で、とにかく1曲踊りきることを目標に、みんなで頑張って踊りました。
シーンリード担当の気持ちが伝わったのか、ダンサー達の表情は22期キャストとして十分成立するほどに意志が満ちていました。
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「みんなで大騒ぎ」チームは、とにかくシーンを楽しむことを目標に、元気と思い切りを大事に取り組みました。
練習中騒ぎすぎて他のチームから怒られたり、一部説明不足なまま舞台に上がったりと終始荒々しかったですが、みんなの勢いで最後まで押し切りました。
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どのチームも発表後にはみんなで打ち解けて、達成感と喜びを分かち合いました。
先行キャストのみんなもホッと胸をなでおろしている様子でした。
続いては、安藤悠一(あんどぅ)さんのリードによる歌の時間です。
この日はミュージカルのクライマックスで歌われる「願いをのせて」をみんなで練習しました。
ここまでで体も頭も心もたっぷり使って、体がミュージカルモードになってしまったのでしょうか、
みんな素晴らしい笑顔と響きのある声で歌っていました。
中には、隣の人と顔を見合わせて気持ちよさそうに歌っている姿もありました。
僕自身歌いながらまわりを見渡していると、みんなの楽しそうな様子が目に入ってきてとっても嬉しくなりました。
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最後は団体説明の時間だったのですが、ここまでの盛りだくさんの内容をうけて疲れているはずなのに、みんな素晴らしい集中力で話を聞いていました!
参加者全員、終わりまで素晴らしい姿勢です!!
その後の懇親会にも60名近くが参加してくれて大いに盛り上がり、
こんな素敵なみんなと100日過ごしたいな、と22期への思い入れと始動への意気込みがより一層強まった一日になりました。
5月13日からは、Web申し込みが始まります。
一緒に100日を駆け抜ける仲間がそろうまで、あと少し。
今から楽しみで仕方がありません♪