8月20日日曜日、第9回目の練習開始です♪
今回のブログは、黄大陸の木村猛(たあぼう)がお送りします。
そろそろミュージカルの全貌が見え始めた…ということで、私の黄色大陸では朝の大陸時間で、キャラ設定や相関図について話し合いが行われました。
また、朝のインフォメーションでは、同じく緑大陸の相関図の紹介などがあり、
それぞれの大陸が自分たちの大陸の設定などを意識し始めたのではないかと思います。
そして、今日は、33名のサポーターが来てくださいました!
特に、先日に18期公演を終えたばかりの東京からは15名ものサポーターが来てくださり、素敵なつながりを感じています。
その他、印象に残った連絡として、9月11日の合コンのお知らせがありました。
合コンとはいっても、巷でいう合コン、つまり合同コンパではなく、『合』唱『コン』クールのこと。
ミュージカルのナンバー、「かけがえのない仲間たち」と、「コモンビート3~すべてをこえて」を、4大陸が大陸ごとに歌い、評価を受けるというものです。
ウォーミングアップでは、先週の復習として、身体の軸を感じるトレーニングを行いました。
きれいな指先、姿勢、目線など、よりよい舞台にするための貴重な時間でした。
また、筋トレの際にはみんなが悲鳴を上げながら行っていました。
こうした積み重ねが、大きな実を結んでいきます。
十分に体が温まった後、いよいよ後半シーンの練習がスタートです。
まずは「Keep the Beat」
これは以前に公演を客席から見ていたときに、非常にかっこよくて印象に残ったダンスでした。
そのダンスが実際に目の前で披露され、それを踊るとなると、不思議な感覚を覚えます。
続いてのシーン練習は、「名もなき我が祖先よ」。
多くのサポーターの皆さんがシーン練習に参加していただき、とても素敵な見本を見せていただきました。
歩き出すときの表情、意思のある顔の研究が大陸ごとに行われました。
歩き出すタイミング、前の人との距離、前を見るタイミングに姿勢…、どれもシンプルなだけにより難しく感じた時間でした。
ランチ後、シーン練習「Rebirth」。
これもサポーターのみなさんが、丁寧に見本を示してくれました。
田井淳美(あっちゃん)さんと忠澤直美(なおみ)さんによるリードで、やわらかな手先、しなやかさを表現する練習を行いました。
手先まで集中して気持ちを込めるように意識します。
自分が出ていなくても、戦争後のシーンのつながりを把握するため、みんなで振りの練習をしました。
特に、このシーンが行われるミュージカル後半は戦争後の世界。一連の流れを理解するために、みんなで真剣に取り組みました
次に歌練習が行われました。ソプラノ・アルトに分かれ、「願いをのせて」と「コモンビート3~すべてをこえて」の練習を行いました。
ソプラノはかなり音が高いので、手で髪を引っ張るかのように、頭の上から引っぱられるようなイメージで歌いました。
アルトは声が暗くなりがちなので、音は低いけど声は明るく意識していけたらと思います。
この日の最後には、シーン理解アクティビティということで、戦争についてグループトークをしました。
戦争シーンについて、森永健太郎(アポロ)さんからお話がありました。
戦争のシーン練習は真剣に向き合うものであり、このミュージカルの核となるシーンでもあります。
他のどのシーンよりも、へらへらせずに真剣に向き合うことが大事ということです。
みんな真剣に集中して話をしました。
戦争で失うものはなにか。戦争を始める理由や戦争へ行く理由は何か。
戦争後の権力者のセリフにある真意とは?などを検討しました。
予想していないような意外な観点もあり、しっかりここで出た言葉と向き合って、
自分の戦争に対する理解と感情表現を深めていこうと思います。
帰りのインフォメーションでは、スピリットの田中愛沙(愛沙)さんがみんなに気持ちのシェアを行ってくれました。
『100人集まらなかった今回のキャスト。今期のこのメンバーが本当に好きなんです。
だから、誰か1人でも欠席したら、本当に悲しくて泣いてしまう。みんな、学校や仕事や家庭、色々忙しいと思う。
だけど、100日間のなかの20回しかない練習。遅れてでも来てほしい。
みんなで作り上げる舞台。1回でも来れなかったらその分が足りなくなる。
本当に、私は皆が好きなので、頑張って来てほしい。』
一人のキャストとしての彼女の想いが十分に皆に伝わり、一人一人が最高の舞台を作りたいと更に強く感じたのではないでしょうか。
次週は、明石合宿。折り返し半分を超えます。
おそらく全通しのお披露目会。今後の19期の成長にご期待ください!