こんにちは。33期発信部の三須茉莉子(Missマリコ)です。
今回は本番まで目前に迫ったキャストの中から、CGs(シージーズ)の4人にインタビューしました。
CGsとはこのミュージカルを展開していく上で、キーパーソンとなる人たちで、それぞれソロで歌う曲を持っています。
Q:この舞台に対する想いや100日間で感じたことを教えてください。
私、「ミュージカルがしたい」「きれいな歌が歌いたい」と思って参加したんです。そしたら、チュソン(コモンビート発起人)に「もっとベクトルを別のところに向けなさい」と言われて・・・。
「りこらしく」と何度も言われて、何が自分らしさかわからなかったし、途中で嫌になった。でも、「きれいな歌ではなく、リコという人に歌って欲しくて(オーディションで)選んだ。」と演出から言われ、「ここなら自分の素を出せる。みんな受け入れてくれる」と感じて、殻を破れた。
私も歌い方に悩んだ。きれいに歌うのがミュージカルだと思っていた。『Rebirth~未来へつなぐ鼓動~』を歌うのが嫌で。他の3人はうまい!!けど私はカラオケでちょい上手いレベル。比べられそうという不安やりこと声質が違うから嫌気がした。きれいな声を出そうとする程、声が出せなくなった。
けどあるとき気づいたのは「4人の声が合わさるから良い!!」ということ。4つの大陸がここから合わさっていく。声質ではなく、4人の息が合っていく。今では4人で目を合わせながら歌うのが好き。
『願いをのせて』でもすごく悩んだ。「なっつに歌って欲しいから選んだ。」と言われて・・・。どう歌っていいか、わからなかった。
でも、「個性が響き合うこと」が見えてきた。4人の特徴が合わさって、響き合うことの良さが段々見えてきた。
自分は自己主張ができない。小グループの中に入って行くのもできない。そして、体が弱い方。だからこそ、パワーを出したいし、動きも力強く表現したい。普段の生活で出せないことを舞台上で出したい。
4人の中で1人30代であること、また学生時代から舞台経験もあることから、まとめ役だと勝手に思っていた。しかし、気づいたら3人から勇気をもらった。年上とか関係なく、仲間でいることが嬉しいし、楽しい☆
『Rebirth~未来へつなぐ鼓動~』はもう1人では歌えない。4人で歌うと安心するし、後ろにいる他の仲間を感じながら歌っている。
自分がメインで歌う『言葉をこえて』のシーンも同じ。「あのシーンに出る人みんなで作っている」と思い始めてから、やり易くなった。これは絶対Gキャスト(観客)に伝わる!!
100日間でそれぞれ向き合ってきたよね。自分と歌い方に。
僕は今まで学校での演劇しかやったことがなかったから、最初は自覚すらなかった。段々自覚が芽生えると、焦りも出てきた。いろんな人の意見があって、どれを信じればいいか、わからなくなった。真面目に全部やっているとキツイ。しかし、とあるきっかけで、自分らしさを出せばいいと思うことができ、動きにもバリエーションが生まれた。
今はもう、「やってやる!!」という気持ちしかない。みんなで走り切ろう。100日前のしばとは全然違う!
りこ:うちら「気にCGs(気にしーじーず)」と呼ばれていて。4人とも初キャストだし、悩んだり、いろんなことを気にしたりしていた。なっつはいつも泣いていた。根が素直なんだよね。
なっつ:そうそう!!(笑)
りこ:それが今、できるようになった!!
なっつ:くろっきーは守ってくれるし、引っ張ってくれる。カラオケで一人で練習したり、すごく努力家だよね。
しば:そうそう。うちら、脱!!気にしーじーず!!自分を出せてきた♪
Q:なるほど。4人とも葛藤しながら、100日間を過ごしてきたわけね。でも、今はこうして、自信を持って届けられる歌い方ができるようになったんだね!!
では、最後にGキャスト(観客)に向けて、一言どうぞ!
なっつ:『願いをのせて』は聞いていたら元気になる!!100人の全力はGキャストに明日からの元気と勇気を届ける。
りこ:私を感じて、パワーをください。
しば:悩んでいるときは1人で抱え込まずに、誰かに言ってスッキリするといい。それが僕の100日間の経験。公演後には「良かった」だけでなく、感じたことを是非アンケートに残してください。
くろっきー:僕たちはプロじゃない。悩みながらやってきた。それをこの本番2日間で爆発させる。感じてコモンビート!!!
ありがとうございました。
CGsへのインタビューを通して4人の成長ぶりを想像して頂けましたでしょうか?
当日はぜひこの4人の歌声と、100人の等身大の人生を載せてお届けするコモンビートを楽しみに、ワクワクしながら会場まで足を運んでください。
キャスト一同、お待ちしています☆
33期発信部 三須茉莉子(Missマリコ)