いつもひたむきに練習に取り組んでいた31期 黄大陸 堀 初音(はちゅね)さん。
黄大陸の踊り”インド”で神秘に満ちたダンスを披露し、戦争のシーンでは、演じること以外にも神経を使い進めなければいけないポールをやり遂げ、「名も無き我が祖先よ」では100人の心のうちを彼女の澄んだ声で朗読しました。
堀 初音(はちゅね)さんの100日storyをご覧ください。
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キャスト兼スタッフのりなに出逢って
始まった私の100日間。
体験会も行ったことない、
今までこのミュージカルを
観たこともない私にとって
最初は不安ばかりでした。
でも参加する!って決めたからには
喰らい付いてくしかなくて、
そんな私の100日間。
100日前は泣き虫で弱虫な私。
泣き虫なところは
きっと最後までも今でも
変わってないけど…。笑
100日前の私は前に立って引っ張るとか
そういうのが苦手。
そんな私は今回朗読という
役を頂いたときに
“そのシーンのみんなを
引っ張っていく存在になってほしい”
そのときの私には
引っ張っていける覚悟なんかなくて
自分のことで精一杯でした。
そんな覚悟のないままの私は
どんなに練習してもどこか不安でした。
いつもいつも納得のいかないまま
いつの間にか本番2週間前。
とあるサポーターとの出逢いが
私を変えてくれました。
その出逢いのおかげで
私のこの納得できないもやもやの
理由がわかりました。
自分のもやもやがはっきりした日、
その後の練習からは
何か掴めたような気がして
“あ、私もう大丈夫だ”
って思うようになりました。
確信はないけど、私なら大丈夫。
そう感じたときに
“私がここは引っ張ってくんだ”
って自然と口に出してました。
きっと100日前の私だったら
こんなこと絶対言わなかったし、
言えませんでした。
100日後の今の私は
何も言わずに大人しかった
弱虫な私から新しい私に
変われたんじゃないか、
そう思います。
いろんな縁が縁を呼んで出逢った
このプログラム。
そして私と関わって下さった皆様、
強くはなったけど
まだまだ泣き虫な私に
もう少しお付き合い願います