【30期関西】びわ湖合宿2日目〜自分の足で立つこと〜 | NPO法人コモンビート
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【30期関西】びわ湖合宿2日目〜自分の足で立つこと〜

びわ湖での合宿2日目。
この日の様子を、赤大陸の奥住えり(えりてぃん)がお伝えします☆
この日は、びわ湖の湖畔での朝練からスタート。
簡単なヨガの動きをしたり、軽く筋トレをしたり。
秋らしくひんやりとした朝の空気の中で、身体が少しずつ温まってきます。

身体が温まったところで、軽く声出し。
前日に教わったアフリカの民族のハーモニーを再び奏でたのですが、美しいハーモニーに心が穏やかになりました。
朝食、掃除を終え、いよいよ2日目の練習スタート!

まずは、「自分が今向き合うべき、身近な人は誰か?」を考えるアクティビティをしました。

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親、祖父母、兄弟、友人…

向き合うことから逃げていないか?
その人との間にある問題から、目を背けていないか?
より良い関係にしていくには、どうすべきか?

「人のせいにしない。
自分から、現状を変えていく。
そういった意識や、人間的成長なくして、コモンビートの作品をつくりあげることはできない。」

韓朱仙(チュソン)さんの言葉を受け、それぞれが、自分が向き合うべき相手、その理由を考えました。
そして、それを数人でシェア。
中には涙を見せるキャストもいて、苦しさもありながら、人間的成長の一歩を踏み出すことができた時間でした。

続いて、『言葉をこえて』『みんなで大騒ぎ』『コモンビート2〜共通の鼓動〜』のシーン練習。

一つひとつのシーンの世界観
舞台上だけでなく、舞台袖にも世界は広がっていること
観ている人に伝わるように表現すること
誰に届けたいのか

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様々なことを意識しながら、シーンをつくっていきました。
シーン練習の後は、コモンビートのストーリーテラーのような存在である、国境警備隊のシーンのお披露目がありました!

こちらのシーン、台本にポイントとなる台詞はいくつか書いてあるものの、それ以外はなんと、国境警備隊の3人が考えているもの!
コモンビートの見所の一つです!

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緊張した様子もありましたが、3人のキャラクターが生かされたシーンで、見ているキャストから何度も笑いが巻き起こっていました(^^)
とはいえ、まだまだ完成ではありません。
ここから本番に向けて、更に磨きがかかってくるのが楽しみです!
みなさんも、楽しみにしていてくださいね♪

 

午後も、引き続きシーン練習。
戦争シーンである『決断の刻』から練習していきました。

武器を持って舞台を駆け抜けたり、1対1で戦ったり、危険を伴うこのシーン。
実際に動くだけでなく、自分たちで気付いたこと、改善点を挙げ、より良いシーンにできるよう考えていきました。

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戦後、復活のシーンである『Rebirth〜未来へつなぐ鼓動〜』では、昨日できたはずのことができず、練習が止まってしまいました。

「なぜ、昨日言われたことができないのか?」

その問いかけに、

「昨日も曖昧な状態で、そのまま今もやってしまった」

そう1人のキャストが答え、3分間、出演するキャスト同士で曖昧な部分を確認し合いました。
「昨日から今日の練習までの間に、この3分を作ることはできなかったのか?
練習を止めて作る時間ではない。」

一つひとつの言葉にハッとします。
一人ひとりが責任を持って、シーンをつくりあげていく。
改めて、その意識を強く持って臨んでいかなくてはならないと感じました。

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シーン練習を終え、続いてはGプラス。
今回は話し合いだけでなく、各グループのテーマを身体で表現する「ポスター作り」というアクティビティをしました。

どのグループも個性豊かで、どんな発表になるのか、とっても気になる!
ポスター作りの後の話し合いでは、動きを考えたり、準備物を作ったりと、発表に向けて進んでいき、2週間後の発表がとても楽しみになりました!

最後にチケットインフォメーション。
あと40日間、どう向き合って行くのか。目標を話し合いました。

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2日間の合宿も、あっという間に終了。

思うようにできず、悔し涙を流したり、自分の中の甘えに気付いたり。
苦しさもたくさん感じた2日間だったように思います。
「いつまでも、甘えたちゃん、かまってちゃんではいけない。
自分で考えて、自分で行動する。
自分の足で舞台に立つ。」

30期キャストのこれからの課題です。
コモンビートに関わるのはとても楽しいですが、ミュージカルの練習は、決して「楽しい」だけのものではありません。

自分と向き合い、人と向き合い、作品と向き合う。
その分、悩みや葛藤もたくさんある。
でも、だからこそ、コモンビートは深みを増す。
プロのミュージカルにはない魅力が生まれる。

それこそが、コモンビートなのだと、再確認した2日間でもありました!

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30期関西 赤大陸 奥住えり(えりてぃん)