こんにちは。 ふくこい発信サポの渡邉理恵(ぷんばぁ)です。
今回、インタビューをしたのは…演出の山田直弘(こめ)さん! ダンスと妄想することが大好き!日本中を飛び回って、ダンスの魅力を伝えてる!
そんな熱くエネルギッシュな山田直弘(こめ)さんが、今回、九州の私達のために、ふくこいアジア祭りでの楽曲「響鳴」の演出をしてくれました!
振りやフォーメンションの中に秘められた想いや「響鳴」を通して伝えたいことなどを語ってもらいました!
―演出をやることになったきっかけは?
“エナジーを伝えたい!届けたい!”
“価値あるオリジナルなものを作り上げたい”
以前、コモンビートのよさこいパフォーマンスを見たのがきっかけかな。
自分も演出を考えてみたいと思ったね。
コモンビートらしいパフォーマンスってなんだろうと思った時に、
ただ単に踊るだけじゃない!
かっこよく踊るだけじゃない!
何か心に届けられるものにしたい!
お互いの気持ちを知った上で、
そのチームの過ごし方とか
祭りの中でどんな風にありたいのかとか、
キャストみんなで話し合って、
いろんなキャストそれぞれのおもしろさや想いが伝わる届けられるものにしたい!!
みんなのエナジーとか生命力とか全部懸けれるだけの価値のあるものを作りたい!!
お祭りにプログラム的なものを加えて、いろんな意味でオリジナリティを出して、やりたい!!
と思ったね。
―振り付けのこだわりってある?コモンビートらしさを意識した部分ってある?
こだわり・・・う~ん・・・50日間本気になる”価値”のあるダンス!!
みんなが、やったことがないこととか、かっこいいと思える、
これなら難しくてもやってみたい、と思える
“価値”があるものを提供したいと思って、
それに、エナジーをのっけられるような、作品にした。
意識したのは、
「“価値”があるもの」
「純粋にワクワクできるもの」
「やる側にも、わかりやすい振りで群舞で映えるもの」
「わかりやすいコモンビートさ」
※「赤」「緑」「黄」「青」という4つの大陸と歌って踊るミュージカル的なものに“和”的なものを分かりやすくアレンジした。
※(コモンビートの活動の中で大きな活動として「A COMMON BEAT」ミュージカルプログラムがある。その作品の世界は様々な文化の特徴を持った四つの大陸「赤(アフリカ)」「緑(ヨーロッパ)」「黄(アジア)」「青(アメリカ)」で成り立っている)
コンビートらしさより、自分がやってきたダンスやいろんなダンスを研究して、いろんな要素を取り入れたね。
―年齢層が幅広いチームだからこそ魅せたいところってある?
老若男女、踊りが好きな人も苦手の人も、関係なく、みんな踊れればいいと思ってる。
だからこそどんな年代でも一生懸命になれたり、誰もが熱く輝けてエナジーむき出しになって、得られるものがある!
みんなで踊れば楽しいし、何か起こせるかもって思えるんじゃないかな?!
―中部や大阪を拠点として活動し、そして週末には九州へ通ってきているフットワークの軽い山田直弘(こめ)さん、”ふくこい”に対する想いは? 九州で、ふくこいさせていただいて、“ありがたい”“幸せものだなぁ”と思う。
今まで自分がやってきたことを、キャストやスタッフに、10あるうち10全部出してる
自分が持ってるもの全部出せる場があって”ありがたい”
それを受け止めてくれるみんながいてくれて”ありがたい”
自分が伝えたい届けたいことをやっていて、みんなから気づかされることもいっぱいあって、10出したら10以上のものが返ってきて“ありがたい”
大変なところやしんどいところは、移動じゃなくって、フォーメンションなどを考えたり、練習の組立を考えたりする、答えがないことが大変かな?
―山田直弘(こめ)さんから見たコモンビート九州って?
九州の人って、ひとなつっこくって、距離感が近くて心地よい距離感がいいなぁと思ってる。
九州のコモンビートは、ミュージカルをゼロからスタートさせてて、いろんなものを吸収しようとするいい意味でとても貪欲的。
例えば、中部からサポーターとして僕が来たら、山田直弘(こめ)さんから全部吸収するぞ!絞り取れるところは全部吸い取るぞ!的な(笑)
いい感じにハングリー精神があって、
いい距離感があって、
他の地域とは違う“熱さ”があるね。
―演出をやって変わったところある?
体重が減った!(笑)
気持ちの面では、自分がやることに嘘をつかない「誠実さ」とか
やることに対して「真摯」でいようという意識が強くなった。
人に問う前に自分自身どうなんだろうと自問するようになったし、度量が変わったかな。
あとは、気と愛「気愛」があるとなんとかなると思ってる。
―エネルギッシュな山田直弘(こめ)さんですが、一人でいるときってどんな感じ?
基本的に妄想してる。
今は、ダンスのヒップホップの筋肉を弾いて出す「ホッピング」というダンスにかよい始めてて、どうやったら腹筋を弾けるのかなとか、どうすれば脱力できるのかなって妄想してる。
筋肉を出す(緊張)には、脱力が必要なんだけど、力を抜くって、難しい。
人は、意識的に力を抜くって難しい。
脱力してゼロにしないとホッピンが生きない。
人生にも当てはまるかなぁと
一人の時は、基本なんにもしてない。ラジオ「ナイナイのオールナイトニッポン」を聞くことが好き。癒されるというかいい感じのテンポがいいね!
―キャストのみんなへ激励の一言
踊ることは、楽しいことだし、それが、みんなの生活のハリの一つになってくれたらいいな。
ダンスを通して、楽しいなって、人とつながったり、思いもよらないコミュニケーションが取れたりとか、気づけない感情に気づいたり、出会えない人に出会えたり、いけなかったところに行けたりとかか、可能性が広がればいいと思う。
おかげさまで、自分自身、ダンスを通して、いろんなところに行って、いろんな人に出会えて、いろんな気持ちを得て、今がある。
キャストのみんなも、この「ふくこい」を通して、世界が広がったり、可能性が広がったり、楽しいことが増えたら何より!だね。
彼のエナジーを一心に浴びた個性豊かなキャスト達が、一人ひとりどんな風に輝いたダンスを披露するか楽しみ!
本番が待ち遠しい!!
是非、本番を楽しみにしていてください!
どんすこい!
《ふくこいアジア祭り2014出演情報》
★11/15(土)
15:18 JR博多駅前広場
16:30 福岡市役所
★11/16(日)
12:18 JR博多駅前広場
13:42 ふくぎん本店広場
14:48 ライオン広場
詳細はふくこいアジア祭り2014ホームページにて
ご確認よろしくお願い致します。
http://www.fukukoi.com/index.html
インタビュアー 亀井琴絵(かめ)
レポート 渡邉理恵(ぷんばぁ)
写真 江島史恵(あぴ)