さんぽこのぽこっと言わせて!UWP編〜見えないレッド・カーペットの巻〜 | NPO法人コモンビート
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さんぽこのぽこっと言わせて!UWP編〜見えないレッド・カーペットの巻〜

キャーキャーと黄色い歓声を浴びながらステージへの階段を降りたあの瞬間を、私は一生忘れないだろう…

こんにちは!

メキシコ第四の滞在都市であるナウカルパンより、毎度おなじみさんぽこ(新井三保子)がお送りします!

みなさんは、自分が日本人であるという事実に誇りを感じたことはありますか?

日本人として、日本で生活している私達にとって、普段そう感じるのはなかなか難しいことだと思います。

そんな人は、是非ともメキシコに行ってみてください。

日本人というだけでまるでスーパースターのような扱いをしてもらえます。ふふふ。

今週訪問した学校で清掃活動をする前に、全生徒が集まる広場のようなところで挨拶をすることになった時の話。

8人のUWPメンバーがステージに向かうまでの少し長い階段を降りている時、

右から左からキャーキャーワーワー歓声の嵐!!

ここにレッド・カーペットが轢かれて(実際はコンクリート)、
ドレスを着ていたら(実際は清掃用の服装)、

完璧にこの歓声を楽しめたことでしょう。(笑)

「こんにちは、私の名前は新井三保子です。日本から来ました。」という自己紹介だけで、

またもや歓声。私、アイドルか!!

挨拶の後、とある一人の男子生徒が私のところに駆け寄って来て、少したどたどしい日本語で自己紹介をしに来てくれました。

そして、3〜4時間かけて描いてくれたという日本らしい鯉と蓮の絵のプレゼント。

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彼は日本人に会えることをとても楽しみにしていてくれていたようです。

一体どんな気持ちでこの絵を描くために使った3〜4時間を過ごしたのかを想像しただけで、

胸が熱くなりました。

街で車を走らせれば、日本の某有名企業の看板がたくさん見受けられるし、

市民の作品が飾られる美術展覧会では、日本のアニメ作品を題材にした絵がたくさん飾られているし、

純粋なメキシコ人なのに、子ども全員に日本の名前をつける親がいるという話を聞いたり、

将来日本で働きたいという夢を掲げて、日本語の勉強を頑張る学生に会ったり、

私が話したメキシコ人のほとんどが、「すし」と「わさび」を知っていたり。

日本の文化が至る所に浸透していて、時にメキシコ人のアレンジが加わりながら、

日々の生活の中で慣れ親しまれている。

私は大学の時に、“Cool Japan”と呼ばれる日本文化、特にサブ・カルチャーの海外進出について勉強していたのもあって、

数年前に教室で学んでいたことが、現実としてこの目で確かめられたことに感動しているのと同時に、

日本ってかっこいいじゃん、と純粋に思える経験になりました。

特に、漫画、アニメの人気は凄まじいものがあります。

今や何千億円という単位で日本経済を支えている、アニメを筆頭とするサブカルチャー。

私達日本人自身がそれらを単なる娯楽として捉えてしまうのはもったいなくて、

そこには経済的にも、文化的にも、そして国際関係的にも、

日本を支える大きなものの一つとしてまだまだ可能性が眠っているように感じました。

日本人だけに留まらず、

世界中の人を魅了して、熱中させてしまうような文化を私達はたくさん持っているんです。

それは、日本を誇りに感じる立派な理由だと思いました。

それと同時に、発信するという視点で自国の文化を捉える力は、私達にはまだまだ足りないと痛感しています。

間違いなく、これからの日本を強くしていく為に必要な力の一つ。

この環境でレベルアップしていけるように頑張ります!

長くなりましたが、今日はこの辺で!
お読みいただきありがとうございました!

さんぽこ(新井三保子)