みなさん、こんにちは!
サウスデコタ州スーフォールズでの一コマをさんぽこ(新井三保子)がお送りします!
新しい都市に着いてからの2〜3日は、「コミュニティー•インパクト」といって学校でワークショップを行ったり、都市内にある施設等でボランティアを行うのですが、
毎回やる内容や場所、メンバーも違うので、凄く新鮮!
ここスーフォールズでは、私はクルーリーダーとしてホームレスや無職の人への物資支給を行っている団体で、食料準備の手伝いをしました。
午前中は併設の教会の掃除、
午後は30人近くの10歳前後の子どもたちと一緒に、サンドイッチを作ったり、パッキングの作業。
作業自体も面白かったのですが、
一番印象に残ってるのは、施設の代表であるファシリテーターの方の人間性。
60歳前後のグレーの色の髪をしたとっても元気なおばあさんでした。
多国籍からなる私達キャスト一人一人に興味を持ってくれて上手く話を振ってくれたり、
私達が作業しやすいようにしっかりと分かりやすく説明してくれたり。
「あなた、東京から来たのね!とってもクリエイティブで素敵な街。一度行ってみたいわ!」と、満面の笑顔で言ってくれたのを覚えています。
気を配りながら明るく場を盛り上げてくれました。
一緒に時間を過ごしたのはたった半日足らず。
それにも関わらず、彼女の笑顔や明るさはずっと心に残っています。
ふと思い返した時にまた会いたいなぁと思われる人って、きっとこういう人。
魅力的な人間のお手本のような人に出会えたことが、今回の一番の収穫でした。
コミュニティー•インパクトを通して学べることは、自分の視点をどこに合わせるかによって大きく変わってきます。
人を見るのか、
その団体が向き合っている社会問題を見るのか、
作業内容や運営を見るのか。
どこに興味があるのか、何を見たいかを少しでも意識するだけで、
学べるものの量や質が変わってくる。
受け身の態度で用意されたものをこなしていくのではなく、学びの種を見つけること。
この積み重ねが大きな結果に繋がると思います。
作業後のキャスト間でのまとめmtgでは、
それぞれのキャストがいろんな視点でその日のコミュニティ•インパクトでの学びを得ていて、それをシェアするのが面白いなといつも感じています。
お互いに学び合える大切な時間!
他にも、学校を訪問したり、老人ホームに行ったり等、多岐に渡るコミュニティー•インパクトが行われていました。
言葉の壁で苦労することは多々ありますが、
それでも学べるものはたくさんある。
人を理解するのに、言葉は絶対的に必要なものではないということに気付きました。
この先どんなコミュニティー•インパクトが待っているのか、どんな学びが得られるか楽しみです!
ではでは、今日はこの辺で。
さんぽこ(新井三保子)