前日は長旅の後、バンコックの空港についてレストランでチュラ大の学生や、
OCAの方々と楽しく食事したが、まだまだ外に出た感はなく・・・。
迎えたこの日は、朝から王宮・エメラルド寺院へ直行!
渋滞も酷いバンコクの交通事情ですが、この日はなかなか順調♪
寺院が開く前に着きました。
待っていた入り口付近では、まる(村岡真梨)が、
「似たような柄の服を着てる」とだけで意気投合した、外国人男性と親しげに写真撮影。
かなり力をつけた英語を駆使して、会話を楽しんでいました!!
確かオーストラリア人の方でしたが、日本にも昔住んでいたらしく
話はかなり盛り上がっていた。
まるのフレンドリーさ、臆することない態度などにとても感心してしまった・・・。交流の達人だなぁ。
さて、タイには寺院は多くあるが、ここは特別!!
何たって、ラーマ1世から5世まで5代の王様が暮らしていた王宮なんですから!
この寺院の本尊には美しいエメラルドの仏像もあるんです!
(厳密には翡翠だそうですが)深い緑色の輝きを放っている姿はとても神秘的・・・。
そして何とも特別なことに、
一般観光客は入れない謁見の間(ここは現在も王様が外国の賓客に謁見するときに使っているところ)まで
見学させてもらうという機会に預かりました。何とも恐縮な話です。
施設の中では、博物館のような場所もあり、
簡素な英語を話してくれるガイドもついてくれて色々説明してくれました。
タイの歴史、儀式の習慣、王家の話などなど・・・。
聞けば聞く程に興味深いものです。
煌びやかな寺院ではしゃぎ回り、エメラルド仏陀の前で祈った後は、いよいよ謁見の間へ。
さすがに厳かな場所でした。
そこで一つのとても大切な原則を学びました。
かねてから、どのようにして、タイは数百年も続いた
欧米の植民地時代を侵略されずに独立を保ったのか不思議に思っていたのですが、
今回一つの答えを得ることができました。
ガイドさんによれば、時のラーマ5世は、
世界情勢を視て、危機感を覚え、非常に賢い策に出ます。
それは列強各国を回り、友好関係を築いたのです。
謁見の間には歴代の王の肖像画だけではなく、各国の権力者たちの像も並んでいました。
各国と友好関係を築くことにより、
タイを敵に回せば、他の国も敵に回す
という印象を持たせ、その国を守ったのです。
タイを守ったのは必ずしも強力な軍隊でも、強力な兵器等ではなく
何と、友達作戦だった!
世界平和もやはり友達を沢山作ることから始まるだけではなく、
それが実質的効力を持つこともあるということを理解しました。
あ、それと、もう一つ。
歴代の王女様の多くはショートカットで、
それが何とも東京のもも(星野桃子)の髪型と重なって、ももが何とも尊い女性に見えてしょうがなかったです(笑)
Steadie(実吉紹郎)