キャストインタビュー 黄大陸 青木麻衣子(まいこ)さん | NPO法人コモンビート
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キャストインタビュー 黄大陸 青木麻衣子(まいこ)さん

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こんにちは!
18期発信メイト、赤大陸の福本泉(いずみ)です。
百笑一黄大陸の歌姫こと、青木麻衣子(まいこ)さんにインタビューをしてきました!!!!!
今回、コモンビートに初参加ですが、後半の女性ソロに抜擢され、
「願いをのせて」を歌ってくれます。
そんなまいこさんの想いを聞かせてもらいました。


◆コモンビートは、何で知りましたか?
15期の舞台にお友達の岡弘子(おかぴろ)さんが出ていて、それを観に行ったのがキッカケでした。
もともと劇団四季の舞台をよく観に行っていたので、素人さんのミュージカルは正直どうかな、
と思っていましたが、観てみてびっくり、ものすごいパワーとエネルギー、強いメッセージ性に
圧倒されたのを覚えています。
その後、キャスト募集をしていたのをみて、興味が湧き、まずは「コモビ通信」を通読することにしました。
◆参加しようと思ったのは、なぜですか?

まず、コモンビートの理念(大人が変われば…)に賛同したこと、そして夢へのステップアップ
としても、経験を積ませて頂きたいと思い、参加を決めました。
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◆その夢について教えてください。
今は、コモンビートの練習を優先しているため、お休みしていますが、普段はJazzLIVE活動やブライダルシンガーなどの仕事もしています。
実はもともとミュージカル音楽が大好きで、ライブなどではミュージカル曲も多く取り入れて歌っていました。
ちなみに好きなミュージカルは、順位は決められないのですが、「Cats」、「オペラ座の怪人」、
「ウエストサイドストーリー」、最近のものでは「WICKED」、「アイーダ」などです。
そして生演奏でミュージカルの曲を歌っているうちに、いつしか本物のミュージカルの舞台で歌ってみたいと
思うようになり、四季や東宝のオーディションなども受け始めました。
でもやっぱり狭き門で、何度か挫折しそうにもなりました。
今回のコモンビートの経験も、その夢へのステップアップの一つという視点からも取り組ませて
いただいています!
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◆「願いをのせて」という歌について想われていることを教えてください。
また、お披露目の前にキャスト全員にメールを送られていますが、なぜメールを送ろうと思われ
たのでしょうか?
一言では言い表せないのですが、最初は「みんなの想い」を託される歌であることの不安や重責
を感じていました。
「今」の自分が歌ってよいのだろうか、と。
「願いをのせて」という歌は、キャスト一人ひとりとの信頼関係がなければ歌えない歌だと思っ
ています。
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なぜなら、コモンビートに参加される皆には、本当に様々な理由や思いがあり、 またその一人
ひとりにそれぞれ「やりたいこと」があり、その全てが叶う人もいれば、逆に叶わない人もいます。
そういったそれぞれの気持ちを合わせて、みんなで創り上げるミュージカルがコモンビートだと思うのです。
だからこそ、ライブの時のように、自分が歌いたい歌を、歌いたいように歌えばいいという訳ではありません。
108人いれば、108人それぞれの、みんなの想いがあり、すべての想いを託されて歌う曲だと思います。
しかし、最初の頃の私は、100人全員の名前さえ覚えていなかったため、自分が歌うことに戸惑いを感じていたのです。
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そんな戸惑いを抱えながら、自分と同じ立場にあるソロの仲間たちやいつも支えてくれるスタッフたち、百笑一黄のみんなと、
歌詞の内容や作品の奥深さと向き合ってきて、ようやく折り返しを超えたところまで来ました。
あとは、私自身がみんなとの信頼関係を築けるよう、残りの時間を使って、私の方から一人ひとりと向き合っていければと思っています。
そして、最後にはみんなに認められて、この歌に魂をこめて歌うこと、これが今の私の「願い」ですね。
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―まいこさんのインタビューを通して、場面のシーンを誰よりも理解しようと、そして表現しようとする日々の姿勢を知り、すごく感動を受けました。
一人ひとり、意味があって、配役がされ、キャスト全員の力が合わさってこそ、起こる奇跡を一緒に経験できることを喜びに感じました。
引き続き、他キャストもご紹介してまいりますので、どうぞお楽しみに!