【智里西】もざいくツアーin智里西歴史と手作りに触れる時間 | NPO法人コモンビート
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【智里西】もざいくツアーin智里西歴史と手作りに触れる時間

chisatonishi1.jpgこんにちは。
もざいくプロジェクト東京キャストの北村修一(きっちょむ)が、
3連休に行われた第2回目ツアーのうち、
智里西地区の模様をお送りします!


智里西地区では、9月16日に旧東山道の史跡散策、
その夜はスキー場で星を眺めるナイトツアー、
翌9月17日には炭窯見学と稲刈りを楽しみました。
智里西地区は、江戸時代以前に近畿から多賀城(宮城県)までを結んでいた
古代東山道の遺跡が残り、源氏物語の「ははぎ木」の舞台でもある、歴史ある場所です。
今でこそ高速道路が山の下を突き抜けていますが、
昔は多くの人が苦労して峠道を越えていきました。
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史跡を散策している道中、木工所に立ち寄ると、なんとそこにはニホンミツバチの巣が!
しかもこの巣、中にぎっしり詰まっている蜜ごと、食べられるんです!
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普段食べているセイヨウミツバチ由来の蜂蜜より断然サラサラしていて、美味しい!ちなみに、地元の方でも滅多に食べられないとのこと。貴重な経験をさせてもらいました。
夜は、地区内にあるスキー場へ星空を眺めにいきました。
阿智村は、実は日本一星がよく見える村。この日はあいにく曇りがちでしたが、
それでも夏の大三角から天の川など、この時期のほとんどの星座を見ることができました。
ここではレーザーポインターを夜空へ飛ばして、「これが○○座です」と案内してくれます。
おそらく生まれて初めて、自分の星座(水瓶座)を見つけることができました。
写真でお伝えできないのが残念!10月もこのツアー実施するというので、
ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
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翌17日は、地区内のお宅に炭窯見学に行きました。窯の入り口を外し、
焼き上がった炭を取り出します。東京から毎週こちらに通っているという学生の宮口さんと、
スタッフの熊谷浩次(くまちゃん)さんが、真っ黒になりながら取り出してくれました。
炭を割ってみると、黒くキラリと光る切り口が何とも美しい。
こうしてできたての炭を見るのもなかなかない経験ですね。
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その後は稲刈り。鎌でバサッと刈り取り、紐で縛って逆さまにして干していきます。
しばらく干しておくことで、美味しいお米ができるのだとか。
実のところ、稲穂の実る村の風景はとっても美しい。。ちょっぴり名残惜しみつつ、
ご家族の方とメンバー6人で協力すると、あっという間にできあがりました。
手作業は確かに手間がかかるのだけど、やり終えたときの達成感はひとしお。
そして、その作業の風景も、とても絵になります。
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少し戻って16日の夜、民泊先では、智里西地区での暮らしについて
いろいろと教えていただきました。智里西地区は人口わずか300人程度、
集落を維持するのがやっとの状況です。だから、草刈りや行事はおろか、
ガソリンスタンドの経営まで、住民の方自ら取り組んでいます。
みんな、地元への愛情がとても強い。どうやったら地区内でお金を回し、
自分たちの生活を成り立たせられるだろうか。
そんなことを必死で考えている方々の姿を見ていると、
自分の暮らし方はこれでいいのだろうか、と思わざるを得ませんでした。
のどかな山村である智里西地区には、豊かな自然の恵みや歴史があふれ、
それを今に受け継ぐ方々が暮らしています。
ぜひ、一度ここでゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?