「就職先としてのNPOを考える」に参加してきました。 | NPO法人コモンビート
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「就職先としてのNPOを考える」に参加してきました。

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こんにちは!事務局長の亮です。
昨日BLOGOS×日本財団のイベント「就職先としてのNPOを考える」に参加してきました。

10年前とは時代の流れも変ったもので、大学生が就職先にNPOを考えるようになったとのこと。企業就職のようにNPO就職セミナーなどが行われ始めています。

そんな自分は10年前にNPOに就職し働いています。コモンビートも10周年を向かえ、自分が現場の最前線ではなく、誰かに引き継いでいかないと団体を持続していくことは難しいので、今の自分の役割を誰かに任せていかなければなりません。NPOで次世代を育てるのは並大抵のことではありません。そういう意味で、今学生から注目されるということは良いことかなと思っています。少しでもNPOの担い手が増えることは日本にとってよいことだと思います。

今回のイベントの登壇者の方々は、NPOへの就職の流れとして、まず学生インターンとして団体に属し、お互いに共感が高まってから就職するような流れが望ましいということで話をされていました。ただNPOもまだまだ体力がある団体は多くないので、インターンを取っても回しきれないのが実情ではないかと思います。ただ、うまい手段をみつけないと、いつまで経っても人材が循環せず、団体が継続できなくなるので、コモンビートもこのあたり考えていかなくてはと思いました。

前に自分がイベントでパネラー出演した際にも伝えましたが、あくまでも「やりたいこと」「解決したいこと」があって、その方法・手段のひとつが「NPO」であると考えて欲しいと思っています。その「やりたいこと」や「解決したいこと」が企業でも取り組める場合もあるし、プライベートで任意団体でも取り組める場合もあるし、形・方法はは無数にあると思います。その中で、なぜ「NPO」に就職して活動したいのかが明確な場合はインターンなり就職になると思います。

「NPO」をステータスと捉えるのではなく、自分のライフスタイルを実現する、社会をよりよくする手段と捉えることが必要だと思います。志が先にたち、手段を考える。それがないままではなかなかNPOを仕事としては活動しにくいのではないかと思います。

自分も9年事務局長を務めていても思い悩むこともとっても多いので、常に自分に向き合いながら過ごしたいと思っています。やりたいと思って参加して、よりよい社会を実現したいと思っているのだから…。

りょう