サワディーカップ!

いよいよタイの3日目。
こちらのレポートは森 吉庸(森ビル)が書かせて頂きます。

さて、11月5日(火)は待ちに待ったチュラロンコン大学(以下チュラ大)での公演日!!!
公演時間は18時。

それに備えて朝からチュラ大へと向かい、
練習やリハーサルをする予定となっていました。

朝集まった皆は少し緊張気味(笑)

でも、この公演日までチュラ大の学生と
交流したり、ゲリラLIVEをしていたからこそ、
早く公演したいという気持ちも強くありました。

さて、そんな気持ちを抱えて、いざチュラ大へ。
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みんなでバスに乗って行きました。

バスは激込み・・・!^^;

乗り込むとバスの中に、料金を集める女性がいて、
狭いスペースの中で、上手く動いていました。
環境に適応すれば、何でもできるってことですね!

そして、バスはチュラ大の目の前に到着。
そこから大学の門をくぐって、音楽ホールへ移動。

10分ほどの移動でした。

ついに到着!

300人ほどは入るホールにみんな感動☆★
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いよいよここでパフォーマンスをするんだという実感もわいてきました。

そう、ここまでお互いの地域で練習してきたことはほぼ披露するタイミングがなく、
みんなもそれぞれがどんなことをやるのかは具体的に分かっていなかったのです。

そんなこんなで、まず皆で仲良くウォーミングアップや体操を行いました。

そして、それぞれの練習に入っていきました。

東京メンバー中心にダンスパフォーマンスや、上を向いて歩こうや花などの練習を行っていました。

中部メンバーはオリジナル演劇の練習。
初めて全員で合わせるタイミングでもあったのでドキドキ。

「The line」という歌のメッセージをテーマに、
線を越えることで可能性は広がる!ことを演劇で伝えるべく挑戦しました。

まず全部で3つのlineの例を見て、誰かと誰か、何かと何かの間にある“線”を感じてもらいます。
・man&woman
・happy&unhappy
・rich&poor

そして、それらの線は自分の気持ち次第で、
無くせることを、また劇で理解してもらいます。

その後、全員で「The line」を歌って届るという流れです。

個人的には、man&womanのところで、
女装(レディボーイ)をすることになっていたので、
とてつもなく変な緊張感がありました。

メンバーの一人からワンピースを借りたのですが、
あまりに小さく、短くて、スースーするため、非常に焦ったことを覚えています。

さて、とはいえ練習も進み、だいぶと手ごたえを感じ始めたところで、
昼食タイーム!!!
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食堂へと向かいました。

向かうまでのキャンパスはとても自然が多くて、気持ちよく、
大学時代の頃を思い出しました。

そして到着すると大きな食堂に学生がたくさーん居ました。
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ご飯は種類が多く、いろいろ迷いましたが、
フライドライスにしてみました♪
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若干辛かったですが、美味しい!
アロイ!(タイ語で美味しい)

その後は、大学内にあるカフェで、
コーヒーフラペチーノを購入して、再度音楽ホールへ。

午後は全員でパフォーマンスの確認を行っていきました。
・冒頭の「かけがえのない仲間たち」をチュラ大Verへ。
・そこから東京メンバーによるJ-POPダンス!
ドラゴンボール、残酷な天使のテーゼ、上を向いて歩こう・・・。
・そして中部メンバーによる「The line」の演劇!
・全員浴衣に着替えてからの「花」タイ語+日本語で歌う。
・その後はめちゃめちゃ盛り上がるタイポップ!
・タイポップからのカンナムスタイル!で大盛り上がり。
・それから東北の大震災のときに作った「花は咲く」という曲を歌う。
・最後は全員で「願いをのせて」を熱唱。

そんな1時間30分ほどの流れとなる公演でした。

全部を見て、それぞれの個性が発揮されていることはもちろんのこと、
さすがは100人100日ミュージカルを1度以上体験しているメンバー。
圧倒的なパフォーマンスで周囲を魅了できる作品に仕上がっていました。

そしていよいよ公演時間が迫ってきました。

ただ、思った以上に集客が伸びず・・・

なぜかと思っていると、
なんと反政府運動が起こっており、その影響で早めに授業が終わり、
学生が帰っているとのこと。

交通機関が動かなくなったりするため、早く帰宅する学生が多くなり、
結果として観客は少なくなってしまいました。

でも、とても嬉しかったのは、
そんな時でさえ、今まで交流したときに出会った学生や、
ゲリラLIVEで話した学生が観に来てくれたこと。

とても楽しみにしていてくれて、そんなメンバーが
座っているのを見て、とても感動しました。

たった何度か話したことがあるだけの相手。
でも、何か繋がっているものがある。
とっても不思議な感覚。

それは自分達が最高のパフォーマンスをするのに
充分すぎるほどの力をくれました。

もちろんOCAの相馬さんたちも駆けつけてくれました。

いよいよ本番!!!

ドキドキしながら、「かけがえのない仲間たち」を全員で元気良く、
まっすぐに伝えきりました♪

みんなもノリが良くて、とても良い反応を返してくれて、
最高に楽しかったです!

そのノリのまま東京メンバーによるJ-POPダンスや歌の数々。
テンションはどんどん上がっていきました。

そして中部メンバーによる「The line」。

自分がレディボーイとして「はーい♪」と出て行った瞬間、
場内からは笑い声が・・・^^
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良かったと胸をなでおろしました・・・(笑)

そのまま進んで、「The line」を歌って届けました。
思った以上に反応が良くて、すごく考えさせられたという意見も多数。
伝えたいことが伝わる嬉しさを実感しました。

そのまま花を浴衣姿で歌ったあとに、タイポップで盛り上がりました!

まさかのそこからカンナムスタイルまで、観客のほとんどが舞台に上がって
一緒に踊りまくっていました(笑)

言葉は通じないところもあるのに、一緒に踊っていると、
心から楽しくなれる。言葉を越えて同じ気持ちを共有できる。

とっても幸せな時間でした。。。

その後はようやく落ち着いて、
震災のときに作った「花は咲く」という歌を全員で届けました。

東北の大震災のときに、タイからも多くの援助を受けた。
その感謝の気持ちを込めて、実際に東北から来てくれたエミ、じゅんと一緒に想いを込めて歌いました。

自然と歌いながら、涙が溢れました。

だって、学生の目に涙が浮かんでいたから。

「誰かの痛みを、同じ痛みとして分かり合える」
国籍は違っても、その気持ちは共通のもの。

言葉を越えて、感謝を伝えたかった。

そんな風に、自分たちの気持ちを理解してくれてありがとう。
悲しい気持ちに寄り添ってくれてありがとう。

涙が流れて、流れて、とても清々しい涙でした。

最後に「願いをのせて」。

気持ちが込もりました。
魂が入った歌になった。

きっと分かり合える。共通の想いはきっとある。
だから信じて、認め合っていこう。

反政府デモがあったからこそ、余計に気持ちが入ったのかもしれません。

少なくとも目の前にいる学生のみんなとは、
認め合い、これからも一緒に生きていきたいと強く思ったから。。。

そんな希望の歌はきっと見ている皆にも届いたと思う。

そう思って歌いきった後にサプライズプレゼント^^

みんながお花を一輪ずつ持ってきてくれて、コモンビートメンバーに
渡していってくれました。

それがすごく嬉しくて、嬉しくて。

 

 

「交流」

目には見えない絆を、その花は確かに手触り感のある姿で、
自分達に絆が出来たことを伝えてくれたようでした・・・。

今でもあの花が思い浮かびます。

 

「花」はタイとの架け橋の象徴。

自分の中での花というものが、今まで以上に色づいた瞬間でした。

「花は咲く」

想いを持ち続けていれば、きっと花は咲く。

これからもタイで出来た絆を大切に、花のように育てていきたい。

そう、強く思えた最高の公演でした。

森 吉庸(森ビル)