こんにちは
もざいくプロジェクト 浪合地区 前田珠江(たまちゃん)が報告します。
今回浪合地区はエコミュージアムに参加しました。
これは阿智村が『村全体が博物館』と称して、歴史やその土地の特徴を
訪れた方々へ説明する活動です。
ちょうど2011年度全国大会が、ここ阿智村にて開催されました。
浪合地区には、日本各地から北海道、広島、神奈川…と様々な所から来られていることにビックリ!!
中には、本で阿智村にまつわる神話を読んで興味を持たれて来た人もいました。
みんなで行った場所は浪合学校、浪合神社、関所、治部坂高原と今まで何度か足を運んだ場所。
でも行く度に新しい発見があって新鮮!
夏に行った時の青々とした緑から、色とりどりの紅葉に変わって初の秋浪合に出会えました。
関所ではガイドの方が気を利かして持参してくれた和傘を手に記念撮影。
周りの景色とばっちりマッチ。
関所の門をくぐり続いていく道に枯葉のじゅうたんが敷かれ、妖しい雰囲気。
その古来からの道をザクッ、ザクッ歩きました。
どこに辿り着くのかなっとちょっとドキドキ。
昔も同じようにこの道を歩いたんだなって感慨深いです。
その後、ツアーと共にした皆さんとは名残惜しくお別れの挨拶を交わし、
そしてついに!!初の民泊へ!
やったぁーーー!!
2組に別れて近藤さん宅と後藤さん宅へお邪魔しました。
もう感動の連続!
まずは優しい計らいで準備して頂いていたお風呂へGO!
そのお風呂が薪で焚く現代風五右衛門風呂。
薪で沸かした湯は柔らかく、なめらかでいつもの風呂湯と全く違うことに
興奮気味に入りました。
その後、夕飯&飲み会!?へ
お隣さんの宮島さんもご一緒に食卓を囲みました。
そしてなんと!食卓の真ん中に囲炉裏がど~ん!と現れ、
庭の池で育てているヤマメや五平餅を焼いてくれました。
池には山から清水を引き入れているそうです。
年に何度か泥抜きをして、常にきれいな清水を維持しています。
きれいな水の中でした川魚は生きて行けないから。
毎年春に稚魚を入れて秋まで育て、食すらしい。
手間暇掛かりますが、大変な作業を継続できる力が素敵です!
そして、好きな時に好きなだけ焼き魚を食べれるなんてとてもぜいたく—!
羨ましいです!
またお母さんの料理してくれたお手製の野菜達がおいしくて、さいこー!!
かぼちゃ、いも、トマトも全部畑で愛情かけて作ったそうです。
どれもこれも甘くて、おいしくて幸せでした。
お酒もグイグイ進み、薪ストーブのある居間で浪合についての
色々なお話も聞けてとても楽しい時間でした。
また薪生活ならではの話も聞けました。
薪は使う年の一年前から切り倒し、干して薪にするそうです。
木の水分を飛ばすと約半分の重さになってしまうとか。
一昨年、去年の薪を保存して、薪の水分状態を研究されてました。
毎年春に木を切り出しに行くそうです。
次の日の朝は近藤さんとご一緒に朝の浪合神社へ散歩し、
澄んだ空気をお腹いっぱい頂きました。
神社の約160段ある石段を一気に登り、目もぱっちり覚めました。
日に日に木々が色づいていく様子が美しい。
そして散歩から帰って来たら豪華な朝ごはんが用意されていて、
きゃー! いただきまぁ~す!!っとお腹いっぱい頂きました。
行く度に新しい発見&体験ができる浪合がますます好きになっていきます。