理事長 安達 亮
ふんばりながら、たくましくビジョンを目指し続けたい
2020年が終わりました。新型コロナウィルス感染拡大によるこの世の中の激変を誰が予想できていたでしょうか。ご存知のとおりコモンビートも３密回避、感染拡大予防の観点からミュージカル事業を休止せざるをえず、昨年2月の第55期東京公演の幕を閉じてから、約1年もの間、幕を開けることなく時が過ぎています。
昨年は、痛みを抱えながらの相次ぐ中止判断から、それでもビジョン実現を諦めない！と活動を見つめ直して私たちの価値を探し出し、人材資源を再分配し、運営体制を再構築し、新しい事業を生み出し続けてきました。
昨年を例えるなら、大怪我をして出血した部分を止血し、治療し、そして再構築に向けてステップアップしていくという非常に難易度の高いことを行ってきました。理事会と事務局が中心となって方針決定や判断を行い、この激動の荒波の中でも運営体力を維持しながらビジョンを目指し続けることができていることは本当にすごいことです。それができるのも私たちと一緒になって活動を共にしてくださるがっつりバディのみなさまやクラウドファンディングの支援者のみなさま、そしてコモンビートを応援してくださる全てのみなさまに改めて感謝申し上げます。
そして、コロナ禍での新たな1年がスタートしています。ミュージカルの再開できる環境を待ち望みつつも、withコロナの中でコモンビートが社会において果たす役割をしっかりと見出しながら活動していきます。つながれない、集まれないという中で、いかに人をつなげ、「表現活動」を提供していけるか…あの手この手で挑戦していきます。表現活動を拡張し、ミュージカルだけではないエンターテイメントにも飛び出し、それを手段に大人が学び・成長し続けられる場と機会を提供し続けていきます。
コロナ禍でもしなやかに着実に変化と成長を追い求めていきます！
ふんばれコモンビート！
ぜひ引き続きの応援をよろしくお願いいたします！
