武術の稽古中に師匠が言った言葉。
「直すのは窮屈なことなんだ」
たとえば箸の持ち方。
長年使っていれば変な持ち方でも食べられる。
今更直すのは本当に窮屈。
先生は、それを「我が強い」という。
「いいんです、私はこれで・・・」
この考え方に成長はない。
本当に正しく持てるようになったら食べやすさが増すだけではなく、印象も良い。
直したときにその先が見えてくる。
漢字の書き順から始まって日々の生活習慣まで、人には直すべきことがたくさんある。
窮屈だからとほっとくと成長はそこで止まってしまう。
脳みそをガンコにしない。
大人になればなるほど、大切にしたい感覚だと思います。