市民の力を信じる実践者として、地域 × 若者の協働モデルの進化へ
このたび、認定NPO法人SET(岩手県陸前高田市/理事長:三井俊介)の新理事として、2025年11月20日付で当法人代表理事/COO/ミュージカル総合プロデューサーの安達 亮(あだち・りょう)が就任しましたのでお知らせいたします。
※本件に関する認定NPO法人SETのプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000170663.html
理事就任の背景
SETは、岩手県内8市町村において、若者と地域住民がともに挑戦し、互いの成長を支え合う「希望の循環」をつくる活動を続けてきました。地域での学びの文化は、コロナ禍による停滞を経て、再び動き始めています。
この循環をより持続的なものにするためには、地域住民・若者・行政・企業など多様な主体が「協働する場づくり」と「人が育つ土壌」をさらに進化させる必要があります。
安達は、コモンビートでのミュージカル事業運営やNPO経営、ボランタリースタッフとの関わりを通じ、多様な人が自己表現しながら協働する場づくりを全国各地で創り続けてきました。また、「人と組織」や「ダイバーシティ&インクルージョン」に関する実践経験を生かし、非営利組織の支援にも関わっています。
こうした経験が、SETが今後進めていく若者と地域が育ち合うエコシステムの高度化や新しい協働モデルの創出において有用と判断され、今回の理事就任に至りました。
認定NPO法人SET 理事長・三井俊介氏より
安達さんとは10年以上の付き合いになります。若者の成長や市民社会の可能性について語り合うたび、驚くほど価値観が響き合う感覚がありました。
多様な人が力を発揮できる場づくり、しなやかで強い組織運営、全国規模のコミュニティを支える伴走力は、SETが次のステージへ向かううえで欠かせない要素です。
岩手県内8市町村で広がり始めた“希望の循環”を確かなものにしていくために、安達さんと共に取り組めることを心強く感じています。
(2025年11月29〜30日 理事合宿にて)
安達亮よりコメント
このたび認定NPO法人SETの理事に就任する機会をいただき、大変光栄に思います。
SETが掲げる「一人一人のやりたいをできたに変え、日本の未来にgoodなchangeを起こす」という理念は、私自身が大切にしてきた“市民の力を信じ、表現や協働を通じて社会をより良くする”という想いと深くつながるものです。
関わる一人ひとりが可能性をひらき、他者とつながり、新しい風景を生み出していく——そのプロセスこそ、これからの社会に欠かせません。
理事として、SETの実践をさらに広げ、挑戦する人が育ち続ける土壌づくりに貢献していきたいと思います。
関係者の皆さまとともに、日本の未来を育んでいけることを楽しみにしています。

認定NPO法人SETについて
SETは「一人ひとりの “やりたい” を “できた” に変え、日本の未来にGOODなchangeを起こす」をミッションに掲げ、2011年の東日本大震災以降、岩手県を中心に若者と地域がともに学び合う仕組みづくりを続けてきました。
修学旅行民泊、大学生・社会人向けプログラム、コミュニティ形成などを通じ、2024年度は年間5,000人以上が活動に参加。若者の成長と地域の活力を同時に生み出す“循環型の社会装置”として活動を広げています。
公式サイト:https://www.nposet.org
NPO法人コモンビートについて
「個性が響きあう社会へ」というスローガンのもと、「100人100日ミュージカル ® プログラム」を中心に活動を展開。団体設立から22年目を迎え、これまでに約7,500人がプログラムに参加し、公演には25万人以上の観客を動員しています。全国各地で地域の人々と共創する文化活動を行っています。

