2025年7月21日(月・祝)、「100人100日ミュージカル®︎プログラム」を駆け抜けた全国の仲間たちが一堂に会し、つながり合いながら1年間を振り返り、お互いを讃え合い、労い合う年に一度の祭典「ミュージカルアワード2024」が開催されました!会場となった浅草橋ヒューリックホールには、全国から約150名が集結!今回は、その熱気に包まれた一日の様子を、写真とともにご紹介します!
今年のテーマは、“あなたも誰かのHEROだ”
「100人100日ミュージカル®︎プログラム」は、100人いれば100通りの輝きがある!
誰もが誰かの英雄(HERO)であり、人生という舞台の主人公(HERO)である、という想いを込めて、このテーマにしました。
当日は、2024年に開催された「100人100日ミュージカル®︎プログラム」を走り抜けた“HEROたち”が集合。団体の設立当初から展開しているコモンビートのメインプログラム「100人100日ミュージカル®プログラム」は、コロナ禍となり2020年2月の第55期東京公演を最後にプログラムを休止していましたが、2022年に復活し、2024年では、東京・名古屋・九州・関西の4拠点で59期から63期までの「100人100日ミュージカル®︎プログラム」を開催しました。加えて新潟でも共催型での公演を開催しました。
まず入口に到着すると、各期のモチーフがデザインされた「ネックストラップ(アワード2024 ver)」が!このネックストラップは、実行委員でもあり、アワードの総合司会を務めた、植草美帆(うえ)がデザイン。さっそく会場でも使ってくれている人がちらほら♩
オープニングはダンス&スペシャルムービー!


イベントは、、2024年を振り返るスペシャルムービーと、2024年のミュージカルプログラムを全国各地で引っ張ってきたコアスタッフによるダンスパフォーマンスで幕開け!コミカルでありながらカッコ良さも光るステージに、会場は大盛り上がり。
「交流HEROタイム」で全国の仲間とつながる


全国の参加者が交流する「交流タイム」では、全員でウルトラマンになりきる「ウルトラマンゲーム」からスタート!みんなで大きく声を出してウルトラマンになりきり、からだを動かしていきます。
そして「HEROビンゴ」では、ビンゴの紙に書かれたお題の人物を探し回って、どんどん交流!初めて話す人や、地域を越えた人との会話で、会場内は和気あいあいと交流ムードに包まれました。
“ヒーローの瞬間、ふりかえる”「プロデューサータイム」


続いて、各期のミュージカルプログラム(新潟・東京・名古屋・関西・九州)を率いたプロデューサーたちが登場し、振り返りコーナーがスタート!
元気いっぱいの自己紹介で、それぞれの個性が光り、会場も一気にあたたかい空気に包まれました。
プロデューサーたちが語ったのは、各地で巻き起こったさまざまな“事件”たち。笑いあり、涙あり、予想外のハプニングも仲間の力で乗り越えたリアルなエピソードに、会場は大盛り上がり!
そして、自分の期で輝いた仲間=“ヒーロー”の紹介や、舞台を支えてくれたスタッフたちへの感謝の時間も。自分の期のエピソードになると、うなずいたり笑ったり、思わず前のめりになる人の姿も見られました。
最後にプロデューサーたちが語った「あなたにとってヒーローとは?」という問い。プロデューサーが熱い想いとともに、自分なりの“ヒーロー像”を伝えてくれました。
<第61期九州プログラム プロデューサー 久保 昇平(しょーはい)>
「私が思う “ヒーロー” とは、打席に立つ人です。
ヒットを打つかどうかじゃなくて、自分で舞台(=打席)を作って、そこに立とうとする人。掴み取っていこうとする人。みなさんもこれからの人生で、ぜひ自分自身の打席をつくって、そこに立ち、チャレンジしていってほしいです。」
表彰式!栄えあるHEROたちは誰の手に?

2024年のプログラムに参加したキャストからの推薦投票をもとに、選考委員会によりノミネーターを選出。「ミュージカルアワード2024」で受賞者及びMVPを表彰しました。受賞者の紹介はこちら。
今回MVPを受賞した、60期名古屋プロデューサーの小林春菜(haruna)のコメントをお届けします。
<小林春菜(haruna)コメント>
本当に、まさか自分がこの賞をいただけるなんて思っていなかったので、ものすごく嬉しいです。たくさんの方が声をかけてくれたり、応援してくれたり、同じ目標に向かって一緒に走ってくれたり。ここに来ている人も、今日は来られなかった人も含めて、本当に多くの人に支えられていると感じていて、感謝の気持ちでいっぱいです。
私は2012年にコモンビートに参加して、たくさんの成長をさせてもらいました。今でも悔しいことはたくさんありますが、「まだ自分にできることがある」と思いながら、全国の仲間たちと一緒に何かできないか、自分なりの形で最高のプログラムをつくりたいと思って、日々走り続けています。
人と何かを一緒につくることは本当に難しくて、心が折れそうになることもあります。それでも、こうして賞をいただけたことで、「自分のやってきたことは間違っていなかったんだ」と思えました。いつも一緒に創ってくれているみんな、本当にありがとうございます。
2024年から2025年へ。「未来の時間」


続く「未来の時間」では、すでに2025年のプログラムを走っているコアスタッフから各期のアピール。
<共催新潟 N;birth 代表 小田 紗友理(さゆり)>
新潟は、本業を持ちながらも、運営メンバー7人で全力で駆け抜けてきました。そして2026年8月に、新潟3期公演の開催が決定しました!この度、新たなテーマソングも制作し、“新潟らしさ”とは何かをとことん考え抜き、私たちの想いをギュッと込めていきました。これからは、次世代を担う仲間たちが、新潟のバトンを引き継ぎ、さらに引っ張っていってくれると信じています。その力が、新潟にまた新しいエネルギーを巡らせてくれる、そんな未来を楽しみにしています。引き続き、新潟のチャレンジをあたたかく見守っていただけたら嬉しいです。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
<64期東京 キャストキャプテン 森田諒(りょも)>
本番まで1ヶ月を切り、素晴らしいキャストとともに全力で駆け抜けています。東京は一番人が多く、多様な人が集まる街です。だからこそ、私たち東京チームのゴールは、“素敵なミュージカルを作ること”です。そして、それを通じて観に来てくれたお客さんに、
『違いってめんどくさいこともあるけど、その違いを乗り越えることは美しくて楽しいし、心の底から喜びを感じられるんだ』というメッセージを、歌やダンスで届けたいと思っています。今の世の中は激動の時代で、自分のことで精一杯な方も多いですが、そんな時だからこそ、誰かと肩を組んで歌って踊れる——そんな社会にしたいという思いで作品を作っています。ぜひ、劇場で私たちのミュージカルを観ていただけたら嬉しいです。
最後は交流パーティーで乾杯!






楽しい時間はあっという間。最後には、全員でミュージカルのオープニングナンバーである「かけがえのない仲間たち」を歌い、久しぶりの開催となったミュージカルアワードを締めくくりました!
2023年に「100人100日ミュージカル®プログラム」が再開してから最初のアワード開催となりました。ようやく、アワードも復活することができました!
ここまで一緒に踏ん張って、再開してこれたのは、全国のみなさんのおかげです!
2025年は、既に共催の新潟2期公演が無事終了、残すは64期東京公演、65期名古屋公演、66期九州公演です。
2025年のミュージカルも、どうぞよろしくお願いいたします!!
