8/16(土)開催「感性を育む教育のミライ」COMMON BEAT 教育フォーラム2025 in 東京

「子どもたちの“感性”や“表現力”を、どう育んでいけばいいのか？」
いま教育現場の最前線で問われているこのテーマに応える、1日限りの特別フォーラムを8月に東京で開催します。

近年、探究学習やキャリア教育が広がる一方で、「なかなか生徒が主体的に動かない」「自分のワクワクが大切と言っても、一体どのようにそれを見つければいいのか分からない」といった声も現場から多く聞こえてきます。
その背景には、”子どもたちの好奇心に火を点ける”ためのアプローチが不足しているのかもしれません。
本フォーラムでは、その鍵としての“感性”と“表現”に注目し、ミュージカル公演の現場を活用した理論と実践の両面から、その可能性を探ります。

登壇者は、幸福学の第一人者・前野隆司氏と、アメリカと日本の両国でパフォーミングアーツの教育実践を行ってきた教育学博士・箱田賢亮氏。「感性を育む教育」と「表現活動が導くウェルビーイングな学び」について深く語ります。

本フォーラムは、参加者同士の対話・登壇者とのクロストークに加え、国内最大級の市民ミュージカル「A COMMON BEAT」の公演鑑賞も含まれています。
表現教育の“リアル”を教材として体感し、理論と実践とネットワークを一度に手にできる、他にはない内容です。

学校・行政・NPO・教育現場で、表現教育やウェルビーイング、探究学習に関わる方はもちろん、変化の時代における“新しい学びの形”を探究しているすべての教育者・保護者・市民の皆様へ。
学びと感動のステージへ、どうぞお越しください。

【ゲスト】

①前野隆司（まえのたかし）氏

武蔵野大学教授／慶應義塾大学名誉教授
日本における「幸福学（ウェルビーイング研究）」の第一人者として知られ、テクノロジーと人間の在り方をめぐる研究・社会実装に取り組む。文部科学省・経産省・企業・地域など多様な領域と協働し、「人間らしさ」や「幸せ」に基づく組織・社会のデザインを提唱している。著書に『幸せのメカニズム』『ウェルビーイング』など。

②箱田賢亮（はこたけんすけ）氏

教育学博士（コロンビア大学）／マルバーンカレッジ東京　音楽・表現芸術科　学科長
アメリカ・コロンビア大学で博士号を取得。日本とアメリカ双方の教育現場で、表現活動やパフォーミングアーツを中心とした教育実践を行ってきた。現在は、国際バカロレア（IB）教育を取り入れた次世代型教育の現場にて、多様性と創造性を重視した学びの場づくりに取り組んでいる。著書に『プロフェッショナルリーダーの教科書』など。

【モデレーター】

河村勇希（かわむらゆうき）

NPO法人コモンビート共同代表/CCO
当団体の「100人100日ミュージカルプログラム®プログラム」に18歳の時に参加した後、パフォーマンスと教育の価値を求めて渡米。パフォーミングアーツを通したワークショップを世界中を旅しながら行う団体に所属し活動を届けてきた。現在は当団体の共同代表となり、コモンビートの活動を通した新しい教育プログラムの開発・実施に取り組んでいる。

このフォーラムで得られること

・「感性を育む教育」や「表現教育 × ウェルビーイング」の理論と実践を一気に体験
・国内外で活動する教育実践者や志ある仲間とのネットワーキング
・日本最大級の市民ミュージカルを“教材”として体験できる、理論＋実践＋教材の１日完結型プログラム
・公演会場内で開催されている「COMMON BEAT FES 」への自由参加・体験

※本フォーラムは、ミュージカル「A COMMON BEAT」第64期東京公演の鑑賞がセットになります。
本フォーラムの申し込み時に鑑賞チケットを同時ご購入された方には、当日受付にて鑑賞チケットをお渡しします。また、すでにご購入済みの方には、受付にて鑑賞チケットの確認をさせていただきます。

開催概要

日時

2025年8月16日（土）11:00〜14:30
※受付 10:30〜（終了後ネットワーキング自由参加）

場所

北とぴあ　地下展示ホール・特設ステージ
（JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」徒歩2分）

参加対象

・感性教育・表現教育・ウェルビーイング教育に関心のある教育関係者（小・中・高・大学の教職員、教育委員会、教育NPOなど）
・キャリア教育・非認知能力育成・探究学習に取り組む学校・団体・自治体の関係者
・子どもたちの「自己表現」や「多様性の受容」に関わる取り組みを行う現場担当者
・共感や創造性に基づいた学びを地域で広げたい方（地域活動者、市民団体等）
・表現活動を通じて“新しい教育のかたち”を模索している方
・教育の未来に関心のある保護者