都立芦花高校へ奉仕活動の事前準備として訪問授業に行ってきました。
というのも、都立芦花高校の1学年の生徒さんたちは今夏に奉仕活動を行います。
そこで、7月30日(日)開催のミュージカル、第18期東京公演の当日スタッフに参加してもらいます。
従来100人のキャスト、200人の当日スタッフで運営していましたが、
生徒の希望者35名と共に彼らの笑顔と元気な挨拶で、更にお客様のおもてなしをします。
そもそも、当日スタッフに参加するには全員過去にミュージカルのキャストであるのが条件です。
何故なら、お客様が本公演を気持ち良く観てもらうための前座的な立場であるからなのです。
理由のひとつとして、どういうテンションにしたらいいか、どういう風に本公演にバトンを渡すか…などなど、自分がキャストで経験しているからこそ分かる、
空気感というか肌で感じている部分があるからです。
いわば、一体感の場を提供できるメンバーということ。
生徒さんには、長所の笑顔と元気な挨拶を活かしてもらい、
当日スタッフ・キャストと同じ立場で一緒にやるために、事前に訪問授業を行いました。
さて、今回の訪問授業に参加しダンスリードをした、マナクルスタッフの久保田晃成さん(パプワ)と、五十嵐美幸さん(いがちゃん)の感想をお送りします。
マナクルスタッフのパプワです。
私たちは、10名の18期キャストと共に昼過ぎの5・6限に都立芦花高校を訪れました。
「こんにちは」「ちわ!」
「こんちわ!」「ちわっ!!」
芦花高校の門を入った瞬間ビックリさせられました。
生徒さんは、気持ちの良い挨拶が飛び交う活気のある学校でした。
元気の良い挨拶。本当に気持ちが良い。
心から笑顔が生まれ挨拶を交わす。
この瞬間当日に一緒にやれると思うとワクワクした。
さて、今日はダンスを中心とした授業を提供。
ミュージカルと言ったら、ダンスと歌。
このダンスは、実際にミュージカルの本番のナンバーです。
初めは、私たちの舞台を理解して頂くために、映像を見ながら簡単な作品紹介と団体説明。
次に、ダンスの前にウォーミングアップ。
初対面だし、初体験ということもあり、緊張気味でしたが身体を使うと心がほぐれるのが早い!
更に、私の秘密兵器の筋トレを入れました。
腕をブンブンず~~~っと振り続ける!
生徒から悲鳴が聞こえたが(笑)これで、心も身体もウォーミングアップ完了(笑)何故なら悲鳴は腹から声が出るし、心の声だからだ(笑)
そして、メインディッシュのダンス!
アフリカンダンスとHIPHOPに分かれました。
何と、私が担当したアフリカンダンスはダンス経験がいない子たちばかり!
おとなしい感じでスタートしたが、だんだん身体も暖まってきて、最終的に弾け飛び出しました!!
普段どういう生徒か分からないが、内に秘めているパワーは未知数だな…。
と、本日2度目のビックリ!
ということで無事に事前準備終了。
最後に感想を聞いたら、「勢いも大事ですね!」という大胆な感想が出て一安心。
初日でしたが、同じ感覚を感じられて嬉しかったです。
お互い学びのある一日でした。
こんにちはいがです。
今回の学校訪問で、私はHIPHOPを担当しました。
限られた時間の中で、なんとキャストと同じ振りを踊ってもらおうとチャレンジ!!
リズムの取り方や複雑な動きに戸惑いながらも、生徒のみんなは驚くほどの吸収力で振りを覚えてゆく。
さすが!若い!!
最初は少し照れながら踊っていましたが、発表の時はみんなノリノリで最後のポーズもビシっと決まっていました。
「難しい~」「わからない!」といいながらも、一所懸命に踊ってくれた芦花高校の生徒のみんな。
その活き活きとした姿を見て、18期キャストでもある私も、もっともっと頑張らねば!!と、思いました。
事前準備の訪問授業で、生徒とキャストが近い存在になれました。
次回の芦花高校への訪問授業は、7月8日(金)です。
彼らと共に、18期東京公演を成功させるためにも、作品理解を深めるための授業をします。
マナクルスタッフで、コモンビートの理事でもある韓朱仙さん(チュソン)による、異文化理解WSを予定しています。
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