こんにちは、原田尚弘(なお)です。
現在チェコに来ています。
旅の経路を辿ると、アメリカ・フロリダ州フォートローダーデール→アメリカ・フロリダ州レイクランド→ベルギー・ブリュッセル→オランダ・ワッセナー→オランダ・ドロンテン→チェコ・プラハ、となっています。
前回のブログはアメリカ・フロリダ州フォートローダーデールからお送りしていました。
常夏のフロリダから一転、ベルギーやオランダでは肌寒い気候でした。
ここ、チェコ・プラハでは天候にも恵まれて暖かい日が続いています。
日本と同じぐらいか少し暖かいぐらいかな、と思います。
3/11、まだアメリカ・フロリダ州レイクランドに滞在していた頃、東北関東大震災が発生しました。
このことに触れるかどうかは悩みました。
安易に言及することは避けたいと想っています。
ただ、坪田康弘(つぼT)さんや僕、それともう1人の日本人参加者を含め、世
界中から集まったキャストが日本のことを想っていることだけは伝えておきたいと思います。
僕は僕として今できること、Up With People(以下UWP)での経験を
きちんと配信したいと思います。
ということで、今日はCommunity Impactについてお伝えします。
Community Impactとは、UWPで訪れた先に対する取り組みです。
ボランティア活動がメインとなっています。
そんなCommunity Impactの様子をお伝えします。
この日のCommunity Impactは障害や病気を抱える子供達の施設を訪れました。
この施設を訪問したキャストは僕を含めて15名ほど。
その他のキャストは別の施設を訪問しています。
僕はこの施設の周囲に木々で塀を作るといった作業を行いました。
時々変質者が侵入してくるということで、進入経路を遮断するためです。
これが結構な重労働でした。
丸一日働いた後はぐったりするぐらい。
しかし、その分達成感もあります!!
この施設の目的もそうだし、この仕事が何に繋がっているか、が見えるからやりがいがあります!!
施設の人と話をしていると自然とモチベーションが上がります。
ということで、時間も忘れて働くことができました。
僕たちが塀を作っている一方で、別のキャストが子供達のためにトランポリンを設置していました。
地面に埋まっているタイプのトランポリンで、穴掘りから始めています。
これも結構ハードな仕事です。
その他、施設の設備の修繕や、外壁の掃除などを行っていました。
どのキャストもいい顔をしており、これもCommunity Impactの魅力だと思います。
もしかしたら僕の写真の撮り方が上手いだけかもしれません(笑)
Community Impactは肉体労働だけではありません。
肉体労働の裏側では、子供達に世界の文化を紹介する目的で、各キャストがそれぞれの国を紹介する手紙を書いていました。
このCommunity Impactにはクルーリーダーという役割が存在し、
Community Impact先でキャストをまとめたり、施設の代表者と話を進めたりします。
クルーリーダーもキャストの1人であり、UWPスタッフではありません。
そう、機会があればクルーリーダーの経験もできます。
UWPでは、こういった1キャストから1歩進んだ立場の経験も用意されています。
これもまたやりがいのある仕事だと思います。
写真の彼女が今回のクルーリーダーです。
以上、Community Impactの紹介でした。
来週からスイスに行き、1週間ほど滞在します。
その後はメキシコへ移動となっており、ヨーロッパツアーも後1週間となってしまいました。
UWPでの経験もいよいよ大詰め。
まだまだ貪欲に学んできます!!