こんにちは!中村美智留(ちるちるみちる)です。今日は学校訪問に向けての最後の練習を見学に来ました。
こんにちは!中村美智留(ちるちるみちる)です。今日は学校訪問に向けての最後の練習を見学に来ました。その様子をこっそりとお届けします。
11月3日(水・祝)は文化の日。
秋晴れの気持ちのいい天気の中、荒川区の総合スポーツセンターで学校訪問に向けての3回目にして最後の練習が行われました。
なんと集合時間の1時間半も前なのに大勢の人たちがダンスの練習中。「子どもたちの前でやるからにはいいものにしよう」「格好いい大人の背中をみせよう」というメンバーの熱気がひしひしと伝わって来ます。近くの子供たちも見学にきてくれました。
午後はいよいよ全員が揃って本日のスタート。
『チュソンの恐ろしいダンスレッスン♪』と書かれていた案内を事前に貰った時は、どんなスパルタ鬼レッスンがあるのかと冷や冷やしていました。
実際は、コモンビート代表の韓朱仙(チュソン)さんによる『にこやかなダンスレッスン♪』でした。
小学校訪問の当日に子ども達と行うダンスの中にも各国独自の動きが取り入れられたり、国ごとに振り付けを考える場面などがあり、楽しみながら覚えることができました。
『音を楽しむこと』『身体を動かすことを楽しむこと』『真剣に楽しまないと自分も周囲もつまらなくなるということ』を教わったように思います。
上手い下手だけではなく、『本気でやること』の大切さをコモンビートは教えてくれます。
練習は笑顔で和気藹々と進みますが、手を抜いたら『恐ろしいダンスレッスン』になるのかも…なんてね♪
全部をつなげて発表する場では、本番同様の衣裳を着けての発表だったため、臨場感もバツグン!!!
6000人の観客に見せたいくらいの素晴らしいパフォーマンスでした。
その後は、学校訪問独自イベント、ディベートの時間がやってまいりました。
前回の練習の時に初めて体験したという人もいたのですが、論理立てた説明をしながら「説得力」を競い合う頭脳のスポーツ。
今回のお題は
「ゆとり教育を続けるべきだ」「履歴書に学歴欄はなくすべきだ」
…うーん、どちらも難しそう。。。
ゆとり教育は、もともとそれまでの知識偏重の詰め込み型教育に対しての代替策としてこれまで施行されてきました。
一方、履歴書の学歴欄と言えば、これまでは「書くべきもの」とされていたのですが、学歴よりも個人重視との考え方から近年採用の場ではあまり重要視されなくなっているそうです。
「なくてもいいなら、なくすべきだ!」と「なくてもいいけど、あったって別にいいんじゃないの?」の戦いとなります。
「ゆとり教育を続けるべき」「ゆとり教育を廃止すべき」、「履歴書に学歴欄はなくすべき」「履歴書に学歴欄は残すべき」
当日はこれらの主張に合わせて、グループごとに相手を説得させる方法を考えていきました。
あらかじめテーマの分かっていた今回、事前にデータを用意してきたグループ、休憩時間にチーム内で話し合っていたグループ、割と行き当たりばったりだったグループ、などチームごとに雰囲気は分かれていました。必ずしも自分の考えと同一の主張ができる訳ではない、というのがディベートの難しくも面白いところです。
『学校』という教育現場に足を踏み入れる前に、一人の大人として、存分に脳みそをフル回転させました。
日頃、企業などに勤めている社会人の中には、小さな子どもと接する機会を失っているという人もいます。
もちろん、教育関係の職業についていたり、育児の真っ最中だったり、さまざまなメンバーが集まっているのがコモンビートの魅力的なところです。
子どもと接する時にどのような態度が望ましいのかを自由に発言し合いました。
楽しみながら活動を行うのはもちろんなのですが、たくさんの社会人と小学生が触れ合う、またとない機会です。
今回、残念ながら、小学校訪問の当日に私は参加できないのですが、今日という日をみんなといっしょに過ごせて本当に楽しかったです。身体も心も脳みそもフル稼働させた一日。
当日も今日と同じくらいいい天気で、素敵な一日になりますように!!!