こんにちは!
もざいくキャストの黒川大輔(クロ)です。
先日23日に行われたの練習についてレポートします。
ついに始まった作品作り。
9月の頭のツアーと中旬のツアーでほとんどのメンバーが阿智村に行った中で、
どんなことを感じているのかということを話し合うことからまりました。
宿泊先はどんな方だった、昼間から酒を飲んだ、蜂の巣を取りに行ったなど話題が尽きず、
かなりの盛り上がり!
そんな中で、でてきた言葉「道」。
東山道、旧街道…道ができたことによって、文化や交流が生まれたことを、阿智村で感じました。
そして、先週のツアーで坂井邦行(くに)さんがいった言葉、
「現代の社会は「道」という「道」は何処へでもつながっているし、電話もメールもあるから、ある意味いつでも逢いたい人とつながれる。なのに、心と心は昔の人ほど通じ合っていないと思う。
あらゆる「道」という「道」がつながった今、
おれ達現代人が築かないといけないのは「心の道」なんじゃないだろうか。」
非常に印象的だったので、みんなも納得して大きなキーワードにすることに決定になりました。
そしてさらに、阿智村で見て、聞いて、感じたこと。それを言葉にするとしたらどんな言葉だろう。
みんな思い思いの言葉を発言してでてきた言葉は「信玄」「川」「距離」「家族」「雷」等様々。
それら1つ1つの言葉を紙に書き、パズルのように言葉を並べました。
「これとこれは似てる」とか「こことここは違うグループだね」と熱のこもった話し合いをすることができました。
そして、そこから導き出されてきた言葉は・・・
「自然」「人」「文化」「絆」。
この4つのテーマをグループごとに郡読で、阿智村で感じたことを体現していくことになりました。
まずは一歩前進!
その後はしばしの休憩はさみ、阿智村で運動会で行われている競技をやることに。
しかも勝ったチームからテーマを決めるということもあって、みんなやる気は十分!
競技名は「ザ・運命」
チーム対抗のリレー形式なのですが、普通のリレーと違うのは、ランナーが箱から紐を引いて、壁際にある椅子に紐を結んでくるというところ。
決められた地点まで紐が届けば終了で、1番早く到達するのを競う競技です。
器用さと足の速さ以上に運がものを言うこの競技。
なぜなら紐の長さがバラバラで、運よく長い紐なら早くゴールできますが、短い紐ばかりだと全然進まないのです。
見た目は地味ながらも、白熱して競技が進んだ結果・・・ Cチームが優勝!
こうして、各チームが何を表現するのかが決定しました。
その後に、今回歌う予定になっている歌「当たり前の幸せ」「違うからこそ」を聴くことに。
みんなの聴いてみての感想はどうやら様々。
「いい曲だけど、ミュージカルっぽい。」
「アフリカっぽい感じ」等など・・・
そして、そもそも歌うこと自体どうなんだろう、
そんな意見も出てきたので、まず根本から見直すことになり、一旦保留することに・・・
その後は各グループで話し合い、お互いのテーマをどう表現するのかを話し合いました。
最初にあった郡読ということにもとらわれず、各チームも各々のやり方で話し合いが進んでいく。
最後にみんなで話し合ったことをシェアしていく中で、今回のテーマとなっている「道」について発言したくにが今回のためにオリジナルの曲を創ってくれることになり、この日の練習を終えました。
今回のもざいくプロジェクト。
改めて感じたのはミュージカルとは違い、本当に手探りで何も決まっていない。
最初にやろうとしていた郡読や、歌さえも。
宿泊先で経験したことも違い、一人ひとり違うことを感じ、それをパズルのように一つずつくみ上げていく。
もはや枠なんて一つもなくて、0からみんなで一つのものを作っていくんだなということをまじまじと感じた1日でした。