青大陸の三石由佳(ゆっこ)がお送りします。
とうとうやってきた本番当日。
不安と期待を胸に、とはまさにこのこと!
朝集合したみんなはどこか落ち着きない表情をしていました。
会場入りすると、衣装に着替えたり化粧をしたりと準備が始まります。
衣装は練習で何度か着ていましたが、舞台化粧はほぼ初めて!
特に男性は普段から化粧の経験がないので、おおわらわ。
化粧のお手伝いに来てくれたスタッフの前に長蛇の列が並びます。
長い時間鏡越しに、出来上がった自分の顔を見ている人までいました。
一通り準備が終わると、舞台で立ち位置の再確認です。
前日、舞台を使った練習での不安事項をここで消していきます。
舞台を走りぬけるシーンの立ち位置確認では特にピリピリした雰囲気に。
これもすべて、怪我なく本番を演じるために必要なこと。
本番を間近に控え、みんなの顔も真剣そのものになっていきます。
そして本番前の気合入れ。
まず、こっそりバディの公開がありました。
約50日間自分のことを応援してくれていたのは誰かが明らかになるんです。
相手に手紙を書くという決まりがあるのですが、その手紙を読みながら涙する人も多くいました。
今まで自分が頑張ってきた姿を見てきてくれた人がいる。
本番前の強い支えになったのではないでしょうか。
そしてもう一つ、自分への手紙の振り返りがありました。
自分への手紙、とは100日が始まったばかりのときに、本番前の自分を想像しながら書く手紙。
当時の自分の決意や想いを思い出しながら、みんな集中して読んでいました。
さあ!本番に向かう心の準備は整いました。
既に幕の下りた舞台へ移動し、大陸ごと掛け声をしたり、仲間同士励ましあいながら、国境警備隊の笛の音が鳴るのを待ちます。
いよいよ本番の始まりです。
本番の舞台裏では、大陸ダンスを応援したり、出ていないシーンでも歌を歌ったり、みんなが仲間を応援しています。
107人で作る作品なんだということをここでも再確認しました。
早くも4回公演中2回が無事に終わった初日。
明日も怪我なく無事に、そして大成功の舞台になりますように!