2004年3月11日 コモンビート 誕生。
2011年3月11日 東日本大震災発生。
2012年3月11日 そして今日。
コモンビートは8年、そして震災から1年が経過しました。
未曾有の大災害で被害に遭われました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
また、犠牲になられた方々、ご遺族の皆様におきましては、お悔やみ申し上げます。
あらためて、この2つの日が重なっていることに、何か大きな意味を感じます。
8年前のコモンビートの創設も、どうしてもこの日に決めなければならないこともなかったし、
震災が発生したのもたまたまこの日だった。
この「偶然」の重なりが大きな意味を持ち、そしてコモンビートがこれから活動をしていく中で、毎年思い出すことでしょう。
私たちの活動において「忘れてはならないこと」として、未来に受け継いでいくことを求められているのかもしれません。
コモンビートにとっても8年目は大きな節目でした。
震災前と震災後では、考え方や活動にも大きな変化を与えました。
コモンビートは何のためにどんな活動をしているのか?
私たちはこの不確実で予測不能な世の中を、どう生きていくのか?
これからの未来をどう担っていくのか?
こんな課題を突きつけられ、そして私たちはまた一歩成長ができたように思います。
いろいろな覚悟を決めて取り組んだ一年。
自分たちの活動意義をみつめ直した一年。
市民団体としての活動や認識ができた一年。
この大きな経験はこれからのコモンビートにとって新しい10年を切り開くことになろうかと思います。
今年で9年目、来年はいよいよ10周年です。
次のひと区切りに向けて、今年も新しい可能性を求めて全力で活動していきます。
どうぞよろしくお願い致します。
コモンビート 代表 中島康滋