子育てとコモンビート | NPO法人コモンビート
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子育てとコモンビート

8月に我が子どもが生まれて、まもなく4ヶ月が経ちます。
多少は慣れたものの、すべてが子どものペースで進む毎日に、戸惑っている暇もなくあっという間に時間が過ぎます。
刺激的で、苦労しながらの日々ですが、こうした時間を通じていろいろ感じることがたくさんあります。
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まず自分が同じような「赤ちゃんであったこと」を実感します。
自分はこんなに泣かなかったなんて、記憶もありません。もっと手がかかったかもしれません。
こうして今を自分のチカラで生きているようなフリをしていますが、自分の手でできたことなど、ほとんどないのかもしれません。
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子どもは笑わせると笑います。
楽しいから笑っているのではなく、笑うから楽しくなります。
こちらも必死に笑顔を作って笑わせると、その気合いの入り方によって泣いている子どもも笑います。
たかが笑いですが、中途半端に諦めると、通じません。

まだまだいっぱいありますが、コモンビートが活動の中で大切にしていることが、子育ての中にもたくさんあることを実感します。
 ・ 本気で向き合うこと
 ・ 自分ひとりで生きていないこと
 ・ 過去があり、現在があり、未来があること
いろいろな感情が生まれます。
そうしたことをいろいろ考えると、「コモンビートは特別なことをしていない」ということを再認識します。
何か特別な能力、何か特別な技術、何か特別な指導があるからではなく、
当たり前のことをちゃんとしていくことが大切。
そのことがなかなかできない、ということなのですね。
その根本的な考えや気持ちに気づけば、表層的・対処的な言動は少なくなり、
皆が自分自身に自信と責任を持っていくのではないでしょうか。
 
そうした人によって社会を創り上げられれば、とてもいい未来が待っているはず、
そんなことを考える日々です。