コモンビートは様々な個性の集まる組織です
個性豊かな大人がそれぞれの想いで、自らの意志で参加をしています
「ひとりひとり 違うからこそ美しい」
僕らがとても大切にしているスピリットです。
組織になると、個性がなくなってしまうことが多くあります。
たとえば軍隊では、個人の主張よりも、指揮命令官の指示に従い、駒のように動く必要があります。
徒弟制度のある職業などでも、個性というより師匠に沿うのが基本です。
会社組織でも同じようなことがあります。
会社が理想としている人材モデルがあり、それにそって教育をすることがあります。
これはつまり、コピーを作ろうとするのです。
コピーとは、「そっくり同じものをもう1つ作る」ということです。
コピー機のように簡単にはいきません。
それを人に求めているわけですから少し無理があります。
人には個性があり全ての人で異なるわけですから、それを同じにすることはできないでしょう。
スーパースターのジュニアがあまり活躍できていないように、DNAを受け継いだってうまくいかないことがあるのです。
組織は、同じような人材ばかりが集まると、衰退する傾向にあります。
そこには個性が必要なく、波風が立つのを恐れ、無難な選択をとりやすくなります。
新鮮さが失われ、マンネリ化し、甘えが生じ、危機管理が低下し、責任転嫁が起こります。
同化現象です。
これは個人の問題ではなく組織の問題です。
多くのベンチャーは大企業化する過程の中でこうした過程を必ず経てしまいます。
一方、常に変化し続ける個人が集まれば、常に新鮮な状態を保つことができます。
成長する人は常に変化し、変化は「異なり」を生み出します。
そうした「異なり」が化学反応し、組織が変化し続けられることこそが強い組織です。
この人の化学反応は調和です。
「異なる人」を受け入れられる組織は、どこかにとても弱い面を持っていることでしょう。
保守的だったり、安定思考だったり、、、変化を受け入れたくない理由が何かあります。
人は、同化の中では生き続けることができません。
地球の歴史を見ても、変化に強い生き物が現存しています。
私たちの社会も、1人として同じ人はいません。
そして人を変えることはとても難しいことです。
そもそもが異なる人であり、すべてが異なる人です。
ですから、そうした社会で生き抜くためには、うまく調和をとる必要があります。
調和とは、単に相手に合わせることではありません。
相手と向き合い、相手とぶつかり、接点を見つけ、折り合いをつけていくことです。
絶対に自分が引けないところは引かない、それも必要です。
自分がどちらでもいいと思っていることにはこだわらない、それも必要です。
調和というのはかなりガチンコの勝負です。
地球の調和はそんな甘い関係で成り立っているわけではなく、それぞれの生命の主張です。
ですから美しいく、感動するのです。
コモンビートの公演は、そうした調和を表現した舞台です。
ひとりひとりが持てる最大のチカラが織りなす、一種の生命力を感じられることでしょう。
私たちコモンビートの活動が伝えたい、とても大きなメッセージです。
2010年7月30日31日、15期公演はこちらからどうぞ。(チケット残りわずか!)
ぜひ、公演にお越しください。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。