コモンビートのキャストやスタッフの中には、コモンビートへ参加することに躊躇したという人がいます。
それは当然のことで、躊躇はしてちゃんと見極めてもらったほうがいいし、怪しいと思ったらできるだけ早めにやめてもらったほうがいいと思います。
自分たちが常に正しいことをしているかどうかは、私たち自身が判断することじゃなく、参加する人や社会に判断してもらうべきだと思っています。
参加した人の中にも、親や恋人に反対されたという話はよく聞きます。
参加していることを誰にも言わずに参加している人もいます。
でも、参加したい!という本人の気持ちで参加しているので、それを僕らは応援したいと思います。
コモンビートの活動は「楽しそう」なのでいろいろ誤解されやすいと思います。
NPOだから怪しいという人もいますし、私がベンチャー企業を経営していることから「こうじの税金対策だって親に言われた」などと言われてショックを受けたこともあります。
世の中にはいろいろな人がいろいろな考え方を持っていますから、いろいろな見え方や意見を聞くことは私にとってとても勉強になります。
でも、悪く言われることはあまり気持ちがよくありませんし、少なくとも「良いことをやっているはずだ」と思っているので、良く思われるにこしたことはありません。
悪く言われたことによって傷つくのは、言われたキャストでありスタッフです。
僕はそれに対してとても申し訳ない気持ちになります。
本当に僕の力不足で申し訳ないと、思っています。
もっと社会に認められる団体になるべきだし、そうした人たちにも応援してもらえるようなアプローチの方法はあるでしょうし、もっとわかりやすい見せ方があるのだと思います。
日々私たちも伝え方に試行錯誤しています。
キャストやスタッフが体当たりでチャレンジするように、私たちも体当たりでチャレンジしています。
感受性とか情熱とか、ちょっとわかりにくいかもしれないけど、このちょっとヘンになってきた世の中には絶対に必要だ!
コモンビートの活動を全部理解してもらえなくとも、こうした思いを多くの人に伝えたいと思っています。
キャストもスタッフも、みんなこの思いは一緒です。
きっと伝わる日がくると思いますし、それを諦めてはならないと思います。
情熱とは諦めないことだと思うからです。
きっとどこかではわかってくれているはずですから。