【週末留学 2020 Winter レポート】One Planet | NPO法人コモンビート
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【週末留学 2020 Winter レポート】One Planet

こんにちは!「jump in 週末留学 2020 Winter」に参加した愛知の桑江優稀乃(ゆっきー)です!医学を学ぶ、音楽や自然が大好きな学生です。
もともと海外が好きなのと、前回参加した友人から激推しされたので、今回このプログラムに参加しました。

どのクラスも個性が溢れていてとても楽しかったですが、特に私が印象的だった会を2つ紹介します。
1つ目は、シリア難民のAhmedさんのお話です。難民については耳にしたことがあっても、正直日本にいるとあまり意識せずに暮らしてしまっていました。彼は難民の当事者であり、家族ともバラバラになり、危険であるというのは承知で、ドイツへの移動を決意するのです。そんな壮絶な映画のようなストーリーですが、彼はものすごく前向きに人生を歩んでいます。彼は「One Planet」と言っていました。そうです。今地球では、多くの人が国や宗教の違いで争い、差別し、分断が起こっていますが、本来、私たちは同じ地球に生きる人間です。難民となり、苦しい経験をしている彼が人を憎むのでなく、One Planet という大切なことを胸に抱いて生きていることにすごく心を動かされました。

2つ目は、ワークショップ開催など教育に携わるカナダのKim Taylor さんの会です。彼女は、コロナによって生活で変化したこと、そこから、自分にとって大切なことを、木の葉っぱや根に例えて内省のワークをしてくれました。ちょうどそのとき私はコロナで直接的な人との触れ合いが少なくて、寂しい気持ちでいっぱいでした。そこで彼女に「コロナで寂しい、どうしたらいいんでしょう」と質問しました。すると彼女は、「コロナで私もすごく寂しさを感じることもあるわ。でも、こうやってオンラインで新たに世界中の人と繋がり、お話することができる。そうして乗り越えましょう」と励ましてくれました。彼女の目は一目見るだけで、優しさに溢れる素敵な方だというのがすぐに分かり、安心感に包まれました。

この「Jump in 週末留学」で、国ごとの特徴や違いを学べて、その国を肌で感じたい、ゲストさんに会いたい!という好奇心もすごく感じました。でもそれ以上に、私は「国を超えて共通する大切なこと」を学んだように思います。

これからも旅をして、多くの人と出会い、知らない世界を肌で感じたいです。そしてOne Planet の想いを胸に、地球のたくさんの人と笑顔溢れる世界を創るメンバーとして生きていきたいです。

スチューデント
桑江優稀乃(ゆっきー)