「フィリピン!!」 | NPO法人コモンビート
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「フィリピン!!」

ititle.jpgじゅりです!
お久しぶりです★
今私はフィリピンのマニラにいます!


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こちらに来て約20日が経ちました!
だいぶフィリピンの交通事情に慣れてきて、最近ではちょっと楽しんでいる自分もいます(笑)
というのも、こちらの交通ルールはあってないようなもの。
「早い者勝ち」なルールで、隙あらば車線変更をして1mでも先に進もうとするのが普通なんです。
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だから常に右へ行ったり左へ行ったり…
車線の上を走るのも当たり前。
そう、一列にはみんな並ばないんです。
イメージは、年明けのバーゲン戦争みたいな感じです。…伝わるかな?(笑)
ちなみに、以下の写真は街中でよく見かけるジープ。
フィリピンサイズはUWPのみんなにはちょっと小さいみたい(笑)
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さて、最近の私ですが、英語も、ここでの環境も慣れてきて、
普通に生活できるようになってきました。
というか、なってきてしまった。
嬉しいことではあるけど、
今までみたいな葛藤が少なくなってきた。
つまり自分が一歩大きく踏み出して成長する機会が減ってきたってこと。
それだけ成長できたってことでもあると思うんだけど、
次の段階に進む時期に来ているんだと思う。
今までは英語問題を始め、勝手に目の前に大きな難関が現れて、
その度にそれと戦ってきた感じだけど、
最近は楽になってきた分、今度は自分で課題を見つけないといけない気がしてます。
私のゴールは何だろう?
残り2ヶ月半で何ができるだろう?
がむしゃらに生きてるかな?
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最近、私の中にある欲求は「知りたい」ということ。
英語がだいぶ聞き取れるようになってきて、今は聞くのが楽しい!
そうなったら、いろんな人と会話するのが楽しくて、今はみんなのことをもっと知りたい!って思ってます!
仲間のことをもっと知りたい!
もっと好きになりたい!
だから最近、話したい人には「話したい!」ってまず言うようにしてます!
そんなに深く話したことがなかった人と、一対一で向き合って話そう、話したい
と思えるようになったことは、私にとって大きな成長☆
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そして私の中にある使命感みたいなものは、「知らなくちゃ」ってこと。
日本のことをまだまだ知らない。
世界の歴史を全然知らない。
今の世の中のことももっと知らないと。
英語が話せるとか話せないとか関係なしに、
話の背景を知らないと、当然自分の意見だって持てない。
知らないことで、時には相手に失礼にあたるときもあると思うし、
UWPでどこかに訪れて、いろんなものにせっかく触れられたとしても、
知らないことで私の心に響く量が少ないときもあると思う。
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UWPに参加して
自分が何も知らないことを知った。
そして知りたいと思えるようになった。
学校の教科書をもっかい読み直したい!
本をもっと読もう!
そう思えるようになっただけでも良かった。…と思おう!
もちろん知っているに越したことはないけど、
知らないものは知らないんだから。
「知らない」ことに気がついたとき
恥ずかしくもあり、自分にがっかりもしたけど、
ここは持ち前のポジティブさで切り替えて、
恥ずかしがってる暇があるなら、一つでも、二つでも多く吸収しようと思っております!
気がついた「今」がスタートだ!
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それから昨日は、アジアの中で一番大きいと言われている、ショッピングモール「mole of asia」に行ってパフォーマンスをしてきました!
3年前に建ったばかりのめちゃくちゃ大きなモールで、毎週日曜日には花火も打ちあがっています。
パフォーマンス時には、お客さんはざっと1000人くらいいたんじゃないかな!
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そして今日は、コミュニティサービスの日で、子供たちとアクティビティをしたり、スラムエリアと呼ばれる場所を歩いて回りました。
今まで訪れてきたところよりもさらに貧困の激しいエリアでした。
1500ペソ、3000ペソ(3000円、6000円くらい)で服やカバンが売られているモール。
10ペソ、20ペソ(20円、40円くらい)でお菓子や食べ物が売り買いされているスラムエリア。
キレイにライトアップされた大きな噴水や、水を使って楽しむゲームもあるモール。
大量のゴミが浮いている濁った川で、泳いだり潜って遊んでいる子供たち。
同じフィリピンなのに。
何でこんなにも違うんだろう。
昨日いた場所と今日いる場所が、どうしてこんなにもかけ離れた環境なんだろう。
何が原因でこうなって、私には何ができるんだろう。
対極の場所を訪れたことで、すごく考えさせられる 2日間となりました。
それからフィリピンの街を歩いていつも思うのは、
みんながひとつの家族のようってこと。
外から急にやってきた私たちを
満面の笑顔で迎えてくれる。
コミュニティサービスで街を訪れたときも
子供たちも、おばちゃんも、おじちゃんも、若いお兄ちゃんも、お年寄りの方も、
みんな温かく迎えてくれる。
「Hello!」
って声を掛けたらみんな笑顔で
「Hello!」
って返してくれるし、
「コモスタカ~?(How are you?) 」
って聞いたら
「マブテ~!(fine!)」
ってみんな返してくれる!
あぁなんだろう、この感覚。
日本ではなかなかない光景だなぁ。
隣に住む人すら知らない人も多い今の世の中。
ここではみんなが大きな家族のよう。
私たちも含めて。
誰かが困ってたら誰かが助ける。
それがここでは当たり前に行われている。
コミュニティサービスでスラムエリアを訪れる日は、
テレビや写真でしか見たことのない家もたくさん訪れています。
すごく狭い通路の先にその人の家がある。
今にも崩れるんじゃないかと思う階段を上ったら7人の家族が住む家がある。
低い天井をくぐった先に小さなドアがあって、それをくぐった先にその人の家がある。
そしてそこには
テレビがあって、
台所があって、
ぬいぐるみがあって、
扇風機があって、
ベットがあって、
テーブルがあって。
小さな子供たちは一緒に外で遊んでて、
学生は制服を着て学校に通っていて、
お母さん同士は楽しく会話してて。
環境は決してよくないけど、
生活がそこにある。
初めて訪れたときは違和感みたいな、ある意味のショックみたいなものを受けました。
見た目は今にも崩れそうな家や、人が住んでるとは思えないような建物でも、
一歩中に入ればそこに生活がある。
ここで見たものや感じたことをどう言葉にしていいか分かりませんでした。
今でもどう書いていいのか分からない。
でもこの経験は自分にとって大きいものとなるんだろうなぁ。
あ~長々と書いてしまいごめんなさい!
明日も、暑さと交通事情に負けず頑張ります!
ではではまたー!