宮崎の牛が口てい疫にかかってしまい、大量に殺処分されるニュース。
あーー、心ぐるしい。
畜産業に直接携わる人たちは、私の何十倍も苦しいことでしょう。
ニュースでこう言っていました。
「口腔の粘膜やひづめの間のに水疱を生じると痛くて何も食べなくなる。太らなくなると家畜としての意味がないから処分するしかない。」
人間の勝手で太らせて、痛くて食欲がなくなる牛は処分・・・
本当に苦しい話だけど、そんな畜産業にお世話になり、日々私は肉を食しています。
動物は一番身近だから特に情が湧きます。
でも植物も然り。紙を一枚、家ひとつ建てるのに何年もかけて育てられた樹木が倒されているわけです。
この機会に自分の周りにある命あるものについて、大事に扱うことを改めて考えたいと思います。
たくさんの命を犠牲にして今日の生活が成り立っているのだから。
取りすぎてはいけない。
取ったものに関してはありがたく使おう。大切に使おう。
それがせめてもの「供養」です。
命をいただいて今日も元気に頑張りましょう。
では、トルストイの究極の名言を↓↓
「…人間がそうやって動物を殺している間、屠殺(トサツ)場がある間は、戦争も絶えないだろう。」