いよいよ今週末に迫った14期ミュージカル公演!
会場でお客さんをお出迎えするスタッフたちも、準備を始めていますよ!
今回で14回目のコモンビートの公演。
コモンビートのミュージカル公演に来ていただいたお客さんが最初に目にするのは、白いTシャツの会場スタッフたち。
実はみんな、過去にコモンビートのミュージカルに出演したことのあるメンバー達なのです。
私達はこの会場スタッフのことを「ウェルカムキャスト」(以下ウェルキャス)と呼んでいます。
え、舞台に立ってないのに「キャスト」??
はい、お客さんを迎えるという点では、会場スタッフも「キャスト」の一員なのです。
お客さんが会場となる神戸文化ホールに着いた瞬間から、公演を見終わって帰るときまでをここちよく過ごしてもらいたい!
そんな気持ちで、毎回多くのメンバーが本番の会場に集まります。
先週2月19日(金)には、ウェルキャスの事前説明会が中部で開催されました。
この日集まったのは13期ミュージカルに出演した面々。
なんと、ほとんどの人が、1回は14期の応援に関西まで行ったことがあるようでした!
「練習に応援に行く度に(14期キャストのことが)愛らしくなる!」
「何度も応援に行くうちに、みんなの成長がわかる。」
と14期に対する愛情を語り合い、ほっこりする場面も。
「こうして応援に行くことで、初めて支えてくれた人がしてくれたことの有難さや、自分達がしてきたことのすごさがわかる。
ウェルカムキャストも、100日間のプログラムの一環として参加してほしい。」
13期のチーフディレクターを務めた丸山淳(あつし)さんの言葉に、一同「うんうん」とうなずいていました。
次に、ウェルキャス経験者から体験談を聞きました。
クロークを担当した坂下明菜(ちこちゃん)さん。
「本番中、舞台袖で出番を待つキャストの緊張感がつたわってきた。
公演後は、お客さんがキャストに花束を渡して盛り上がるシーンが間近で見られました。」
お客さんとキャストの間で繰り広げられる人間ドラマを、一番間近で見ているのがウェルカムキャストなのかもしれません。
他にも楽しんでお客さんを誘導した!というエピソードが目立ちました。
それが終わると、今度は「自分がされて嬉しい接客」について、みんなで話し合い。
「店員さんと目が合った瞬間、ニコっと笑ってくれて、うれしかったなぁ。接客のスイッチが入った感じ。」
「明るい笑顔の対応にぐっときた!」
「自分の行動を先読みして対応してくれた!」
それぞれに意見を出し合って、自分達がウェルキャスとしてお客さんに接するときの対応を考えます。
ウェルキャスの仕事のイメージがわいたところで、いよいよ担当部署の発表!
会場内外でお客さんを誘導する人、チケットをもぎる人、パンフレットを配る人、クロークの受付係、グッズを販売する人・・・
一口にウェルキャスといっても仕事は様々で、それぞれ部署に分かれて担当しているのです。
希望通りの部署になった人は大喜び!
会場外の誘導になった人は「コートの上に白Tシャツを着ようかな」と苦笑いをしていました(笑)
部署発表で盛り上がっている最中、なんと、14期チーフディレクターの加藤隆司(かとぅー)さんが来てくれました!!
「13期のみんなには、たくさん応援してもらって、本当に感謝しています。今日はそれを伝えたくて来ました!」
本番も近くて、とっても忙しいはずの彼の登場に、みんなビックリするやら嬉しいやら!
加藤隆司(かとぅー)さんも加わったところで、今度はウェルキャスの掛け声を考えました。
掛け声というのは、気合入れみたいなもの。
開場前に、ウェルキャス全員で声を張って気合を入れ、本番に向かいます。
「14期キャストで流行ったことを取り入れたらどうかな?」
「14本締めはどう?」「長すぎるよ」
「むしろ、完結に万歳三唱とか・・・」
自由な意見がたくさん出ましたが、結局決まらず(笑)
さて、本番はどのような掛け声になるのでしょうか。
そんなこんなで、楽しすぎてあっという間に終わった2時間。
最後は加藤隆司(かとぅー)さんの「みんなへの感謝は「ありがとう」じゃ伝えきれない。行動でお返しします。」という言葉に、
「ミュージカルの舞台の上以外のことは任せて!」と誓い合って説明会は終わりました。
いよいよ今週末!
キャストもウェルキャスも気合十分で、皆様のご来場をお待ちしております!
では、神戸文化ホールでお会いしましょう!