石巻でコモンビートが立ち上がったのは震災の1年後の2012年。
復興支援を目的としたミュージカルプログラムは、2015年12月公演の3期目まで続けることが出来ました。
それから約3年半が過ぎた先日、過去の参加キャストにとって馴染みのある山下屋内運動場に集合!
「また集まりたい!」というひとりのキャストの声から実現したワンデーコモンビートには、東北1期〜3期までのキャストはもちろん、45期秋田へ参加したキャスト、さらにはほかの地域のプログラムへ参加し今は宮城に住むキャストまで幅広く集うことが出来ました!
参加した時期や地域が違っていても「コモンビートに出た」という共通言語によって新たな輪が生まれる。
普段は会社員の人も居れば、漁師の人、介護施設の人も居る。年齢も住んでいるところも違う。
出会うことのなかったであろう大人たちが、たった半日の時間でも同じ体育館内でミュニケーションを取ることに、ものすごく大きな価値を感じました!
たとえミュージカルの歌詞をすっかり忘れてしまっていても、みんなで歌うこと踊ること話すことによって、この時間の価値や意義をしっかりと感じることができるのも、100日間でたくさんのことを学んだ経験キャストの特徴かもしれません。
東北の地域柄なのか、時間の経過から来るものなのか、以前ステージに立ったとは思えないほど全般的に控えめな面々でしたが、最後は「またやりたい!」の声がたくさん聞くことが出来ました!
2021年には震災で失った待望のホールが完成します!そこでのミュージカル公演を夢見て、徐々に石巻の熱を高めていければと思っています。
次はコモンビートを経験したことのない方も交えた企画も構想中ですので、ぜひお楽しみに!
木村直人(なーくん)