Meet the World:vol.21 メンタルヘルス in Grand Junction/Colorado | NPO法人コモンビート
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Meet the World:vol.21 メンタルヘルス in Grand Junction/Colorado

みなさん

こんばんは。もっぴー(三矢楓)です!

Erieの次に向かうのはロッキー山脈を西に越えた同じくコロラドのGrand Junction(グランドジャンクション)。

コロラドの80%のぶどう生産地でワインが有名。

昼夜の寒暖差が甘いぶどうを作るそうです。

ダウンタウンの大通り沿いにはアートがたくさん並ぶおしゃれな街です。

Up with Peopeのプログラムでは”Theme of the week”という1週間ごとのトピックスがあり、ゲストスピーカーを迎えて講演を聞いたり、テーマについてディスカッションをします。

Grand Junctionでのテーマは「メンタルヘルス」。

ショーのパフォーマンスの中にも”Roller Coaster”という鬱についてメッセージを投げかける歌があります。

鬱が要因での自殺はアメリカの社会問題のひとつですが、特にGrand Junctionでは若者の自殺率が問題になっているようです。

一つの要因と言われているのが、周りが山に囲まれている地形のため外の世界を知ることが難しく行き詰った時の逃げ道がないように感じてしまうとのことでした。

そんなGrand Junctionの若者に、自分たちのショーを通して何か外の世界を感じるきっかけになるかもしれないと思うと、自分たちの活動に改めて意義を感じるショーでした。

ディスカッションではメンタルヘルスが自分の国では社会問題であるのか、どれだけオープンな社会なのかなどについて話しました。

おもしろかったのはメキシコには「メンタルヘルス」と直訳できる言葉がないようで、概念自体に少し違和感があるようでした。

大学時代は予備校でチューター、UWPに来るまでは人材派遣の会社で働いていたので人とその人生に関わることが多く、私にとって鬱などのメンタルヘルスは問題意識を感じるトピックスです。

特に派遣営業をしているときは突然、鬱の診断を受けて翌日から仕事にこれなくなってしまう人を度々目にしてきました。

同時にお客様に迷惑をかけるわけにはいかず、鬱の診断を受けた方の仕事の紹介はできない訳ではないものの嫌厭されている様子を肌で感じてきました。

鬱に対する「唐突さ」と「社会の目の厳しさ」が自分がこれまでに感じた日本社会でのメンタルヘルスに対しての疑問でした。

メンタルヘルスの面で私が経験してきた日本社会とUWPの文化との違いを感じている点はオープンさと自己理解度です。

vol.9で紹介したCross the Lineで「精神的に苦しみを患っている」というメンタルヘルスの質問に対して、半数以上の人がYesに手をあげました。

中身は様々で、恋人とのトラウマから来る精神的苦痛や旅行先でパニックになってしまう人など、自分のメンタルヘルスに対する定義の枠の外に出るものも多く、捉え方が少し変わりました。

Cross the lineの時にはこんなタフなプログラムなのに精神的問題があるのに参加して大丈夫なのか、、とすら思っていた私でしたが、大ごとに捉えるのではなくて上手い調和がある感覚です。

2回目の街で一緒になったルームメイトはメンタルの不調で3日間別のところに滞在し、それ以外のプログラムには通常どおり参加をしていたこともあり

今は少し休んだ方がいいと自己申告ができたり、「あなたの時間を楽しんだらいいのよ」とライトに声をかけられたり、オープンな様子を感じました。

これまで腫れ物に触るとまではいかないものの、なんとなく気を遣って接している感覚が自分の中にはあったのですが、お互いがフラットになれることこそが優しさなのかもしれないと思うようになりました。

実は今、Grand Junction の次の次の街、カルフォルニアのSacramento(サクラメント)におりましてしばらくブログをサボってしまいました。。

が、少しづつキャッチアップしていきます。

次はGrand Junction で過ごしたホストファミリーデーについて!

もっぴー(三矢楓)