【ぽすのほそ道】vol.19 メキシコの祝日の章: Día de Muertos | NPO法人コモンビート
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【ぽすのほそ道】vol.19 メキシコの祝日の章: Día de Muertos

Hola!

死者の日という祝日を知っていますか?

ちなみに私は全く知りませんでした。

スペイン語で Día de Muertos、英語では Day of the Deadと呼ばれるこの祝日は、11月1日と翌日2
日にかけて行われるラテンアメリカにおける祝日の1つで、特にメキシコでは盛大な祝祭が行われます。

スペインによる植民地化以前からの独自の文化と、植民地化された以降のキリスト教の文化が融合してできたものが今の形。

亡くなった家族や友人を想う2日間ですが、明るく楽しくお祝いするというところがお盆とは少し違うのかな~?

このような祭壇が街にいくつもあります。

祝日から数日経った今日も、街の教会の近くには多くの祭壇がありました。メキシコ出身のスタッフいわく、
ハロウィン→死者の日→クリスマスと街の様子は変わっていくようです。基本的にどれも明るくカラフル!派手なのが特徴的。

このように、メキシコでは本当に重要な祝日のひとつです。メキシコ人のキャストとスタッフがWS
を開いてキャストに説明をしてくれました。こうやってお互いの文化をシェアして理解する機会は大事にしたいなと思います。

ワークショップでは、クイズ形式で祭壇に飾るものとその意味を学んだ後、それらを祭壇に見立てた机に飾ってCastB’17だけの祭壇を作りました。

そしてその祭壇をキャストメンバーで囲み、それぞれが故人の写真を飾り、亡くなった人々を想う時間。誰を飾ったか、その人が自分にとってどんな人だったか、思い出話……
涙ながらにシェアする人、言葉に詰まりながらも伝えようとする人、その人とのちょっと笑えるエピソードを話す人、本当に色んなシェアがありました。私は何もシェアしなかったけれど、皆がどれだけその人のことを愛しているか、想っているかがこっちにまで伝わってくる時間でした。

1日中外でボランティア活動などを行なって疲れ果てた状態でやるにはなかなかハードなワークショップでしたが(汗)、こうやってメキシコにいるときにこの祝日を祝うことができたのが嬉しい。

また、死者の日に関連して、日本人のスタッフメンバーがお盆の紹介をしたのですが、キュウリとナスで作る精霊馬、精霊牛(ご先祖様が行き来する乗り物)を紹介しながらも自分は一度もやったことがないって言っていたのが印象的でした。

私は幼い頃に祖父が亡くなっているので、毎年お盆の時期になると野菜に割り箸をさすのが習慣になってたので…
最初の頃は意味も分からずとりあえず割り箸さして喜んでた記憶(笑)でもいつからかやらなくなっちゃったかなぁ、、

みんながどういうお盆の過ごし方をするのか、気になるところ!