こんにちは。コモンビート理事の太田郷子(ごーちゃん)です。
7月に開催されたミュージカル東京公演会場では、ウェルカムキャスト(当日運営スタッフ)に加え、高校生がウェルカムキャストとして参加する「ハイスクールウェルキャス」という企画を実施しました。高校生と過ごした1日の様子をお伝えします。
都内の2校より参加した高校生13名。
緊張した面持ちで会場に到着しました。
参加動機は人それぞれ。
・先生に声かけられたから。
・先輩に楽しいと聞いたので。
・部活動の一環として。
高校生は、全国から集まったウェルカムキャストに交じり、当日運営スタッフとして、お客様誘導、チケット対応、クローク窓口などいろんな部署に配置されます。高校生だからといって容赦しません(笑)。
会ったこともない人に出会い、はじめは元気すぎる大人たちに圧倒されている様子。
始まってすぐの感想は…
・みんなのテンションの高さにびっくり
・こんなに元気な人たちがたくさんいるんだ!
少し不安も見えます(笑)。
部署の仕事に入って、同じ部署のみんなと徐々に会話が増えている様子が見えます。お客様を迎える頃には、部署内で協力しながら、一生懸命かつ笑顔でお客様を迎え入れているみんながいました!
後から聞くと、
・「笑顔」を意識してお客様に接した。
・「笑顔」が大切だと思った。
という感想が多く出てきました。
ひと仕事終えたみんなには、ミュージカル公演も一緒に見てもらいました。
公演が終わった直後から感想が飛び交います。
・自分もあの舞台に立ちたい
・すごいな~って思った
・始まった時から鳥肌が立った!
・涙が出そうだった…!
その後、解散前に集まった際に、私から伝えたこと。
「この1日の経験がいつか人生に生きるかもしれない。今日、辛いなと思ってもそれが糧になるかもしれない。あんな大人になりたいな、と思ったら目標になるかもしれない。その気持ちが気づくのはいつか分からないけれど、いろんな経験が人生に生きてくると思います。これからも楽しんで過ごしてください。」
実はこの1日の始めにも同じようなことを伝えたのですが、同じ内容でも、みんなの頷きが全く違いました!この短時間でいろんなことを感じたのかな、と思いました。
そして・・解散!というタイミングで、
・同じ部署の人にちゃんとお礼を伝えていないので伝えたい。
・最後にちゃんと挨拶したい!
と、大人たちに駆け寄る様子を見ると、それぞれに、繋がりが生まれているのが見えました。少しの時間でいろんな大人に触れ、そこに感謝の気持ちや挨拶したいという気持ちが湧き出ていて、何かしら繋がりが生まれていることがいいな〜と思いました。
将来、コモンビートの活動に関わる関わらないは関係なく、これからもこの1日の貴重な時間をここに使ったということを生かして歩んでほしいなと思いました。
以下は、ハイスクールウェルキャスを終えたみんなの感想です。
・周りに流されない、自分らしく歩む大人になりたい
・いろんな人と協力してできたことが良かった
・ここでしか会えない人と会えるのでほかの高校生にも参加をオススメしたい。
・いい意味で「大人」という固定観念がぶち壊される
いつかキャストとして自分も参加したいという高校生もたくさんいました!
それは、舞台上のキャストやウェルカムキャストのみんなと触れ合ったことで生まれた「夢」かな。と感じました。
もしかしたら今度は舞台から伝える側にいるのかもしれませんね!
ハイスクールウェルキャスのみんな!
ありがとうございました!