4月29日30日の昌賢学園まえばしホールでの公演、そして、5月のキャストアフターをもって、39期群馬プログラムが終了しました。
「地元群馬を盛り上げたい。恩返しがしたい。」
たった一人の想いから始まった群馬でのコモンビート立ち上げ。
初めてのことだから、先が見えなくて当たり前。ただ確かなのは「やりたい」という気持ちだけ。
練習の会場探しからキャストやお客様への宣伝活動まで、一つ一つが手探りで様々な壁につまづきましたが、それでも信じて集まった87人のキャスト、観にいらしてくださった3000人以上のお客様、そして、応援してくださった数えきれない方々のおかげで、このチャレンジを無事にやりきることができました。
本当にありがとうございました。
また、先週末には、観客の方などを対象にした「ワンデイコモンビート」というイベントを開催したところ、小学生からキャストのお友達までたくさんの方にご参加いただきました。
「18歳(プログラム参加対象年齢)になったら自分も参加したいので活動を続けてください」そんなとある高校生の想いに、群馬でコモンビートを立ち上げるという去年までの一人の夢がコモンビートに参加するという誰かの夢となってつながっていっていることをとても嬉しく思いました。
群馬立ち上げた価値はなんだったのか。
地域にもたらせたものはなんだったのか。
参加したキャストはどう変わったのか。
すぐにわかることもあれば、これがきっかけの種となって数年後に芽が出ることもあると思います。
100日プログラムは終了しましたが、そのような意味では、ここからこそが本番です。
何が起こるかわからない・何が正解かがわからないこの社会の中で、自分の意志で立てるか、互いを認め合い共に一つの方向性に向かえるか。
39期プログラムのスローガンであり、まさに100日間の歩みそのものだった「七転び八起き」の精神で、これから歩んでいく一人一人の一歩の積み重なりが、地域と社会を元気にすると信じています。
誰かの一歩が他の誰かの背中を押す。
その力を実感し目の当たりにしたプログラムであり、立ち上げでした。
本当にありがとうございました。
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39期群馬ミュージカルプログラム
プロデューサー 花宮香織