「100日を振り返って」
申し込み時は、とても軽い気持ちでした。
「とりあえず、申し込んでおこう!申し込みしないと始まらない。」
でも、そんな意気込みもなく…、
ただ
「今申し込みしとかないと、二度とチャンスはないかも…!」と思いました。
そしたら、あっさりとキャストに選ばれ(笑)
そんな簡単に決まってしまうものだったのねと思いつつ、
その瞬間にスイッチが入りました!
「コモビ、がんばる!」
「仕事も、がんばる!」
「どちらもおろそかにしない!!」と。
だいたい、土日のほとんどが練習だなんて
普通に考えると自営業が仕事の私にとってはかなり厳しい…!
でもね。
その時「なんとかなる!」って思ったの。
イヤ、「なんとかすると思えばなんとかなるもんだ!!」って思った。
そして、結果、なんとかなった!!(笑)
やろうと思えばなんだってできる(^^)
コモビと仕事の両立を100日間、やり続けた。
今までにない経験がどんどん入って来る中
仕事の調整をしつつ練習もかなりがんばった!
そして色んな事に気づいていく。。。
Gプラスも、チケット活動も、
一見ミュージカルを創りあげるのに関係なさそうな様々なワークショップも、
すべてに意味があった…!
このミュージカルは、ミュージカルだけを創っているのではないことに
チュソンの話で合点がいった。
個性が響きあい多様な価値観を認めあう社会を創るための
一つの方法としてのミュージカルであった、という事に気づかされました。。。
ミュージカルを通して発信しているメッセージ、
それを創り上げる一人ひとりの個性、表現、向き合い方、すべてがすでに
社会を創る小さくて大きな一歩なんだという事…!
そして最後の最後、
本番が終わり観に来てくれた人達がそれぞれの想いを私に告げに来てくれた時に、
それまでのチケット活動の意味を知った。
これが一般募集された集客であれば、自分の大事な友人たちからの応援や賛辞や感動の言葉が聞けるという私の経験はなかっただろうし、
彼らに残るものも、友人出演の舞台だからこそのものがあったのじゃないかな、と思う…!
100日間を終えて得たものは、
様々な価値観に触れたこと、一つの目的に向かって作りあげていく楽しさ、
やった事もないことをする経験、想いを形にするプロセスの尊さ、
裏舞台を支えてくれた数多くの人達とのつながり、
一緒にがんばってきた仲間との交流。。。
感動と感謝に尽きる(^^)
とてもすばらしい経験でした…!
ありがとうございました!
30期関西 緑大陸 小野弓子(キャサリン姉さん)