【これからの生き方】
「戦争シーンのわんこはいつもと違うね!」
100日間で一番多くもらったフィードバックの言葉です。
確かに戦争シーンはどんなシーンよりも感情が入り、練習のたびに涙が出た。
『役柄かな?』
私が自分で設定した役柄は、家族思いで保守的な権力者の長女。
他の大陸に気づいた交流派の妹がいるというもの。
そんな父が戦争の口火を切る、妹はなんとか止めようとする。
CB2を見るたび、涙が溢れた。
『妹があんなに楽しそうなのに。でも私は権力者の長女として家族を、大陸を守らなければ。けど戦争したくない…。』
そんな思いで戦争シーンを練習していました。
でもある日、気づいたんです。
私が無意識にした役柄の設定は本当の自分の家族と同じだって。
実際私には仕事一筋の父と、奔放な妹がいます。
二人は仲が悪かったし、私も父のことはあまり好きじゃなかった。
ずっと家族の葛藤の渦の中で苦しんでた。
保守的な父、奔放な妹、家族を一つにしたい自分。
そう、戦争シーンは私のその頃の心の葛藤そのものだったんです。
そして、その後のストーリーはリバースへ向かう。
『コモンビートのストーリーは私の家族の再生のストーリーと一緒だ…。』
私の家族も一度はバラバラになりました。でも数年前に和解し、みんな別々に暮らしているけど今が一番仲がいいように思います。
つまり再生。
これには関西合同合宿の全通しで気づいて号泣して「名もなき我が祖先」のシーンに出るのがやっとだったほどです。
Keep the beat以降は私のこれからの生き方。
『今まで自分のやりたいことをやってこなかった分、これからは好きなことを思い切りやって、もっと自然に楽しく生きたらいい』というメッセージだと解釈しています。
コモンビートのプログラムに参加したことで、こんな大事なことに気づくことができました。
私一人では気づけなかった気づき。
29期のみんな、29期の成功をサポートしてくれたみんな、家族、仕事仲間、沢山の友人たち。
みんなのおかげです!
本当にありがとう!