【自分らしくいられる場所】
わたしがコモンビートに参加するのは、29期で3回目。
参加を決めたのは、ちょうど一年前、25期公演の千秋楽でした。
17期でキャストとして初参加、20期でキャスト兼スタッフとして参加した後、
当時はどこか燃え尽きたような気分でコモンビートから一歩ひいていました。
しかし、一緒に舞台に立った仲間に誘われ観に行った25期公演。
かつて自分が感じていたワクワクする気持ちがよみがえってきました。
同時に、自分はまだやりきれてないと強く思いました。
人生の大きな節目を迎えていた当時
「参加するなら今しかない、ラストチャンスだ!」
と思い、帰る頃には29期にキャスト兼スタッフとして参加することを決めていました。
スタッフとしての200日、キャストとしての100日。
何もやり残したくないと、2回目の衣装部、3回目の赤大陸を希望し、
ありがたくも希望をかなえてもらうことができました。
何回目だって、決して楽ではない日々。
泣いた日も、眠れなかった日も、自分の力のなさに落ち込んだ日もありました。
でもたくさんの人に助けられて、支えられて、今「やりきった」と思えることが幸せです。
そして何よりもうれしかったことは、
今までで一番「自分らしい」日々を過ごせたと思うことです。
子どものころから、自分を出すことを怖がり、他人からどう見られるかをよく気にしていました。
でもそんなわたしが、29期の仲間の前では自然体でいられました。
肩の力を抜いて過ごす日々は心地よく、
しばられない自分からは大きなパワーが湧いてくる気がしました。
コモンビートが目指す「個性が響き合う社会」では、一人ひとりが心地よく
過ごせるだけでなく、社会を動かす大きなパワーを生み出せるのではないかと思います。
自分らしくいることを恐れずに、新しいスタートをきりたいと思います。
全力!Try Linkersのみんな、裏で支えてくれたみんな、観に来てくださったみなさま、
本当にありがとうございました!