2014年9月7日、28期のメンバーで集まるのもこの日で最後となった市川合宿。
テニスの錦織圭選手が全米オープン準決勝を見事勝ち抜き、
我々も負けていられないっ!という意気込みで始まった朝練。
でもそれが最後の合宿であるという意識から、みんなの背中からは淋しさが感じられた。
いつものように掃除・朝食を済ませて体育館へ集合。
お楽しみタイムとして合宿委員の考えた企画は【チーム対抗大運動会】。
運動会を仕切る委員は、まるで小学校の時の体育の先生の格好そのもの。
白いポロシャツを紺のジャージにイン、細かな演出に一同大爆笑。
ミュージカルの時と同じ配色(赤・緑・黄・青)で、クジによって年齢と性別でうまくわかれた。
借り物競争と大縄跳び、チームの掛け声や声援が体育館いっぱいにひびき、
優勝チームには賞品が贈呈された。
勝っても負けても、お互いを拍手をおくり、健闘をたたえあった。
そして午前中最後の時間は、“なんでもありの”全通し!
自分が出たかった大陸ダンスにでたり、前日のスター誕生のメンバー1部で、みんなで大騒ぎではなく、みんなでカマ騒ぎスペシャルバージョン。
最後の熱い鼓動が汗となり涙となり、お昼ご飯は最高においしかった。
午後はコモンビートの今後のこと、未来の自分への誓い、そして来年の32期東京スタッフ募集について。
コモンビートのかかげる、個性の響き合う社会へ、というモットーの下、『自分らしさとは何か』『28期を終えて、よかったこと&変わったこと』のグループデイスカッション。
信念をもったひと、誰も通ったことのない道を歩む人、謙虚でまっすぐな人、公演が終わってご主人の趣味がインドアからアウトドアになった、上京に反対だった親が公演をみて認めてくれた、学校の先生・上司が自分をみて、勉強・仕事とプライベートの両立が大事である、ということを認識してもらい、これまでのクラス・会社の方針が変わった、など様々な意見がでた。
そして、個性を大切にして生きる道しるべでもある、それぞれの未来宣言。ダンス教室に通う、長編小説を書く、映画で主役をとる、ヨガのライセンスをとる、薬剤王になる、世界に通じるマーケターになる、実家の田んぼを継ぐ、
洋上ミュージカルのプロデューサーになる、32期のキャプテンに立候補する、など、着実に前進しようとしている1人ひとりの熱い宣言に、全員から拍手が送られた。
そこで5年後、28期同窓会が開催されることが決定。幹事は高橋 一枝(もちこ)。
それまでみんながどんな人生を歩み、どんなかたちでその同窓会で再会するのだろうか。
ちなみに私の自分宣言は、第2の緒方貞子さんをめざして国連へ行くこと。
世界にはまだまだ難民が沢山いる。人を愛し、世のために、世界で活躍したい、そんなきっかけを与えてくれた28期東京コモンビート。
まだスタートラインには立っていないけれど、確実に一歩を踏み出して生きていこう、未来への自分にかたく誓った合宿だった。
出会えた仲間に感謝、そんな仲間の未来を精一杯応援したい。
本当にありがとう、そしてまた会う日までさようなら。
黄大陸 染宮香絵(そめっち)