人生に滅多にない「苦しい１００日間」だった。
これまでにこんなに自分の脆さや弱さを目の当たりにすることはなかったし、向き合ったこともなかった。激しい人見知りで自分を出せるまで半年かかる私は、なかなか自分らしさを出すことができなくて、常に自信もなかった。ミスが怖くて、使えないって思われるのが怖くて、間違えるのが怖くて、見誤るのが怖くて。いろんなことがわかるまでは、何も言わない方が良いと思っていた。
迷惑をかけたくないから頑張っていた。
向上心じゃなかった。
仲間じゃなかった。お客さんだった。
それはきっと、私の弱さ。
でも、いつからだろう、もっと良くしたいから人よりもっと頑張らなきゃって「欲のあるいつもの私」が出てきたように思う。
それは「もっと良くしたいからもっと皆で練習したい」っていう私の希望を受け入れてくれた皆のおかげだったし、一緒に頑張ろって言って、そしてやってくれた皆のおかげだった。間違えてもいい、ミスしても取り戻せばいい。わかっているけどできなかったことを、させてくれた。
しつこいくらい送ってしまった発信も足蹴にせず受け入れてくれたことが、少し恥ずかしく、とても嬉しかった。
一人ではできないことも、みんなならできる。みんなのために頑張りたいから、頑張れる。
みんなのためになりたいから、強くなれる。
それはきっと、それまでにはあまりなかった、新しい私の強さ。
みんながいたから、私は強くなれたし、きっと誰もがみんなの力で
強くなっている。
本当に１００日間というのは短くて、儚い。泡の様に消えてしまう。でもあんなに悩み苦しんで、「皆で」駆け抜けた「皆を」強くした１００日間は一生忘れない、キラキラの宝物になった。
だれもがきっと、強くなれたよ。私はそう確信してる。
「苦しくも強い１００日間」を本当にありがとう。２８期で良かった、と思うんだな〜。
まだまだ人見知りは実は続いているけれど（笑）どこかでみんなのためになるように、もう少し、もう少しだけ強くなりたい。
青大陸 山本由香（みず）
