【28期東京】石巻合宿2日目(5/25) | NPO法人コモンビート
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【28期東京】石巻合宿2日目(5/25)

黄大陸の深山裕美(ひろみん)です。

石巻合宿2日目は1日目にご飯を一緒に食べたファミリーグループと、
Pharrell Williamsの『HAPPY』という曲に合わせて、
ダンスを創作しました。

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この『HAPPY』という曲がとてもメロディーも歌詞も素敵な曲。

それぞれのグループが個性を出し合いながらお披露目。
とても楽しい時間を過ごしました。

その後は合同練習で、今まで練習してきた成果を見せ合ったり、
東京、東北キャストごちゃまぜでシーンを演じてみたり、
2つの地域がそろったからこそできる練習をすることができました。

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練習の最後は『Rebirth』という、
争ってすべてを失った後、希望をもって再び立ち上がっていく、
物語の重要なシーンに取り組みました。

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『Rebirth』について、どんな気持ちで臨むのか。
グループトークを通して、東京、東北、それぞれの立場で意見を出し合います。
東北キャストは自分たちの実体験も交えながら、
すべてを失うということはどういうことか、
多くの悲しみを乗り越えて前に進むということはどいうことかについて、
話してくれました。

言葉のひとつひとつに重みを感じながら、真剣に聞き入る東京キャストたち。

最初は一緒に『Rebirth』を歌いました。
『Rebirth』でソロを歌う、物語のキーパーソンとなるカルチャーグループ※が4人(東京、東北を合わせて8人)いますが、
その4人がキャストの前に立ち、キャストと対面しながらソロを歌いました。
200人の前で想いを受け止めながら歌う彼ら。
想いはとどまることを知らず、歌いながら涙となってあふれ出るキャストも。

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東京キャストのカルチャーグループは、200人の前で何を受け止め、
何を思いながら歌ったのか。
コメントをもらったので、紹介したいと思います。

東北メンバーと合同で歌ったリバースで初めて、
歌詞の意味を考えながら歌うのではなく、
歌いながら感情が自然と溢れるという経験をしました。
2日間を通して出会った方々の暖かさや笑顔、
そして震災での悲しみに触れた後に歌った時、
向き合った200人の感情が前面に押し出されたのを感じて鳥肌がたちました。
色んな人の気持ちを共有したこの日の経験を忘れずに、
私自身より想いを乗せて歌えるように前進していきたいと思います。
門馬あさひ(あさひ)

 

東北のキャストと歌えてよかった。
実際に震災を経験し辛い思いをした人達だからこそ再生していこうとする強い思いを感じました。
その経験を経て今の俺たちには何ができる?
今さら?と思うか、今から!と思うか…
俺は震災を受けた人達の大きな被害、悲しみや悔しさ、
そして、どん底から這い上がる強い力を皆に伝えていきたい。
だから歌う。精一杯歌う。震災を受けた人の気持ちに少しでも近づけるように歌う!
飯塚慎也(シロ)

 

始めようかこの場所から
歩き出そう今ここから

歌詞通り、過去とむきあい、受け止め、前をしっかり向いて生きている姿がありました。
それに感化され東京キャストの表情もどんどん変わっていく。
伝播し続ける。

前向きで力強いこの曲をソロで歌えることが、
東北キャストと歌って一層誇らしくなりました。

東北キャストが吹き込んでくれた魂を、東京でも伝えようと思います。
忠澤充高(ちゅーやん)

 

ご存知の方も多いかと思いますが、
東北合宿で誰よりも涙腺が崩壊していたぱるです。

リバースを東北キャストと石巻で一緒に歌って、
歌に対しての感情があふれ出しました。

辛い悲しい過去は変えられないけれど、
―やがて世界は生まれ変わり、長い夜にも朝は来る―

みんなに向かってソロを歌って、みんながこっちを見てくれてた時の表情は
一人ひとり違って、未来への強いパワーを感じました。

歌い終わって、みんなで泣きながらも笑いあえて
リバースに出会えて本当に良かったって心から思えました。
堀田悠(ぱる)

 

熱い想いを語ってくれた4人。
28期東京公演では、彼らの『Rebirth』にも要注目です。

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後列左端が飯塚慎也(シロ)、右から2番目が忠澤充高(ちゅーやん)、
前列左端が堀田悠(ぱる)、右端が門馬あさひ(あさひ)です。

 

もちろん、熱い想いをもったのはカルチャーグループの4人だけではありません。
東京、東北キャスト、それぞれが地域の隔たり無く、熱い想いをもってシーンづくりに取り組むことができました。

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最後は再びファミリーグループとグループトークをして練習を締めくくりました。
たった2日しか一緒にいなかったとは思えないほど、
強い繋がりをもつことができたファミリーグループ。

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ファミリーグループに限らず、同じ色の大陸同士で、100人の地域キャストの単位で、
地域をこえて、強い絆が生まれました。

名残を惜しみながら、東北を発つ東京キャストたち。
本当に素敵で密度の濃い2日間を過ごすことができました。
そして明日は、仲間である東北キャストが本番を迎えます。
応援にかけつける東京キャストは何を感じ、何を思うのでしょうか……。
また新しい1ページが刻まれることでしょう。

本番まで1か月を切りました。
このブログを読んでいるみなさまに28期をお披露目できるまであと少し。

これからも、28期東京の発信をお楽しみください!

黄大陸 深山裕美(ひろみん)

※カルチャーグループ……好奇心旺盛で、他の大陸の文化と交わろうとする人。
組織、制度、伝統などにとらわれない。
それぞれが物語の中で重要なメッセージをもつ曲のソロを歌う。