久々の登場、深山裕美(ひろみん)です。
個性あふれる様々な28期キャストたちのブログ、
お楽しみいただけているでしょうか?
今週末は、公式練習はお休みになります。
時を同じくして東北にいる仲間たちが、
ミュージカル「A COMMON BEAT」の本番を迎えるため、
東京のキャスト達は、各々が舞台のお手伝いをしにいったり、
仲間の公演を観に東北へ足を運ぶ予定です。
今回のブログでは時を遡り、
東京と東北のキャストたちが距離をこえてつながった、
石巻合宿について紹介したいと思います。
金曜の夜に新宿を出発して夜行バスに揺られ、
90名近くもの東京キャストがたどり着いたのは、
早朝の宮城県石巻市。
2011年東日本大震災時のボランティア活動を通じて、
コモンビートは石巻市の住民と繋がりを持ち、
過去にミュージカル「A COMMON BEAT」の東北での公演が実現しました。
東北公演に参加した仲間が東北での再演を実現するために集ったのが、
現在の東北キャストです。
東北は東京と公演日が近く、同時期に練習期間を迎えているため、
合同練習の企画が立ち上がり、
東京キャストが東北へ足を運ぶ石巻合宿が開催されたのでした。
話は戻して石巻合宿。
早朝にも関わらず、東北キャストのあたたかいお出迎えがありました。
午前中は合同で大陸ダンスの練習。
見せ合うことで、それぞれが持つ良いところを吸収し合います。
東北キャスト
東京キャスト
同じシーンでも、演じる人が変われば、雰囲気も変わりますね。
お昼休みはファミリーグループでご飯。
このファミリーグループというのは、
遠い距離をこえて一人一人が繋がりを持てるよう、
東京、東北のキャストを混合して、7~8人作られたグループです。
東北のキャストがそれぞれ手作りのお弁当を用意して、
東京キャストにご馳走してくれました。
前日から用意してくれた東北キャストの心づくしのおもてなしに、
東京キャストは大感激!
おいしいご飯を一緒に食べることで、心の距離がぐっと近くなりました。
午後は石巻の街歩きです。
現地のキャストに連れられ、震災から3年経った今の石巻市をめぐりました。
コースは4つの選択制。
当日、案内をしてくれたアテンドのみなさんから、
コースのコンセプトや案内してみての想いを伺うことができたので、
ここに紹介したいと思います。
アテンドのみなさんが東京キャストに伝えたかったこと、
東京キャストが得てきたもの、少しでも感じてもらえたら幸いです。
コース1
「復興後の店や施設から見る石巻~萬画館も行くヨ!~」
アテンダント
御代田知輝(トミー)
工藤奈奈(おね)
案内先
まちなか復興マルシェ~石ノ森漫画館~巻.com
コンセプト
石巻の被災状況、そしてその後の復興の道のりから、
石巻の力強さを知ってもらうという狙いでした。
案内してみて
実際に案内してみて思ったのは、東京の人達が自分の予想以上に真剣に話を聞いてくれて、
石巻に興味をもってもらったことです。
正直に言うと、実際に被災をしていない彼らには、
真摯に話をしてもイマイチ伝わらないんじゃないかなと思っていましたが、
そんな心配は杞憂に終わりました。
あのツアーのあと、色んな人から、ツアーで見聞きした経験、
石巻をその目で見てきた経験を生かしていきたいという話を聞き、とても嬉しかったです。
「石巻にきてくれたキャストのみんなに心から感謝をしたい」というのが率直な感想です。
今回のブログはここまで。
残り3つは次回にてご紹介させていただきたいと思います。
後編へつづきます。
黄大陸 深山裕美(ひろみん)