自分は去年のパンフレットを見て興味を持ち今回の25期に応募しました。
実際の公演を見た事が無く、人付き合いも苦手な自分は、体験説明会や初顔合わせの合宿の時、周りの和気あいあいとした雰囲気に戸惑い、これからこの中でやっていけるかとても不安でした。
不安だけどやると決めたからには責任を持ってやろう。最初の頃はそう考えていました。
自宅は静岡県にありますがそこから練習場所へ通い、欠席することなく練習に参加していました。
そうして練習に参加するうち、だんだん自分の中から不安は消えていき、素直に25期を楽しめるようになりました。
本番直前には仲間から
「ワクさんは変わった」
「いい笑顔をするようになった」
と言われるようになりました。ただ自分ではあまり変わったという実感はなく、今まで見せる事ができなかった素の自分を見せる事ができるようになったのではないかと考えています。
本番が終わり、あの練習の日々がまるで夢だったかのように感じられます。
そんな事を思う時、自分はもっと情熱を持って練習に参加できたのではないかと後悔する事があります。
仕事や学業が忙しい中でも熱意を持って参加していた仲間もたくさんいたと思います。
しかし、どのような過ごし方をしても時間は平等に流れていき、けっして戻る事はありません。
ならばこれからは不安になる気持ちに負けず積極的に物事に取り組んでいこう、と今の自分は考える事ができます。
そんな前向きな気持ちを思い出させてくれた25期に自分はとても感謝しています。