ACOMMONBEATミュージカル 中部25期 100日間を終えて。
たった100日前まで全く知らなかった仲間たちが、
今こうしてかけがえのない仲間たちへと変わりました。
1人1人が、一つの「コモンビート」という舞台を造ることに向かって、
大切に毎日を過ごしていたからと感じています。
正直、初めは戸惑うことも多かった。
スタッフや過去に参加したメンバーは既に仲が良く、大半が知らない人。
なにより、それまで大切にしてきた時間を、「コモンビート」に注がなければいけない。
私にとって大きな選択と決断でもありました。
毎週ボランティアで通う施設の子どもたちが見に来てくれることが決まった時、
「子どもたちに見せる舞台がこのままじゃいけない!」そう思い、
やるだけやってみよう!と決断してからは、毎日過ぎるのが速かったです。
私が何かを頑張ろうと思える時、
そして夢中になれる時。
自分だけじゃない、『誰かの為に』が加わった時。
誰かの為には結局自分の為に繋がってるんだけど、
その想いって何よりも強いし、自分の中で大切にしたいものだと思いました。
今回105人の仲間と同じ舞台に立ち、
誰一人として欠けていい存在なんていなかった。
1人1人の存在がこんなにも大きく、大切であるということに、改めて気付かされました。
少しの不安と悲しみと、たくさん笑った100日間。
自分らしくいさせてくれた、キャスト、スタッフ、コモビに関わる全ての方々への感謝と、見にきてくださった方々、応援してくださった方々への感謝。
何より見にきてくれた子どもたちの笑顔が、私は忘れられません。
浅見 仁美(ももじー)