20期プロデューサーの白井雅博(MASA)です。
ご来場いただき誠にありがとうございました。
皆様のおかげで第20期公演を大成功で終えることができました。
ご来場いただいた方、来れずとも応援をしていただいた方に
心から御礼申し上げます。
さて、この100日を通じて、
キャストは大きく成長したのかもしれません。
「成長した」とは敢えて言い切りません。
本当に成長ができたのかは、これからのキャストの
1日1日の過ごし方、
1人1人の人との関わり方、
1つ1つ物事のとらえ方
によって、初めてわかるものだと思います。
もしかしたら、この100日間が何の意味も価値も成長もない
100日になるかもしれません。
それは、本当に1人1人のキャスト次第。
そこまでは私も約束することができません。
それで良いのだと思っています。
でも、きっと、この意味をキャストたちは
わかってくれているはずです。
「自分が動き出さなければ何も変わらない
自分が動き出せば、何かが少しでも変わる」
キャスト1人1人が100日間を通じて、このことを
実感してくれていると私は信じています。
それを実感して、自ら動いていた姿を
私は100日間を通じて、見続けていました。大丈夫です。
そして、これが私が大事にしている
「大人が変われば、子どもも社会も未来も変わる」
ということにも繋がっています。
人や環境などのせいにするのではなく、
変化を求めるのであれば、自分から行動を起こしていくこと。
それは本当に本当に些細な、小さな一歩でも良いのです。
その一歩を踏み出すことが最も重要。
それが自分の周りの人や環境、
先には地域や日本を変えていくのに繋がっていくのだと信じています。
ただし、これも私が常々言い聞かせていたわけではありません。
キャスト自身が自分たちで気づいたことでした。
つまり、誰もが子どもや社会、未来を変える力があり、
そして、それに気がつくことができるということです。
それをキャストたちが実践してくれたこと。
本当に感謝と感動の連続でした。
これからはキャスト1人1人が自分たちの環境で
新たなる1歩を踏み出していきます。
もちろん、新たなる壁にぶつかり、
戸惑うことも、悩むこともたくさんあると思います。
もし、そのような場面に直面したら、
この100日で実践できた、小さな1歩を踏み出すところから
改めてスタートをして欲しいと切に願っています。
暗く、信じられないようなニュースが毎日のように放送され、
先行きが不透明だと思う人もたくさんいるかもしれません。
でも、こうした時代だからこそ、私たち大人が1歩を踏み出し、
明るい社会・未来を子どもたちに繋げていきたいです。
言うのは簡単です。
なかなか、そう単純にはいかないことも知っています。
でも、これを私たちが諦めてはいけないと思います。
このような時代だからこそ、願いを乗せて、
これからも活動を続けていきたいと思います。
ご声援いただきました皆さま、
キャスト・スタッフ一同、心より感謝しております。
この感謝の気持ちを以て、ご挨拶に代えさせていただきたいと思います。
誠にありがとうございました。